はじまり ページ1
今日は高校生活最後の年の最初の日だ。
始業式が終わり、教室に帰るとまだ人は少なく自分の後ろの席の人は寝ていた。
(始業式サボってたのかな…？)
「全員揃ったかー？じゃあ1番から自己紹介して貰うぞー！」
(3年生にもなって自己紹介するのか〜嫌だな…)
「じゃあ次！11番！」
「さ、佐藤寛太です。一年間よろしくお願いします…」
「おい！次の奴起きろ！」
(怒鳴られてるのにスヤスヤ寝てる……)
「あぁ、もういい、12番は富永知義だ。」
(先生に自己紹介させちゃってるよ…! )
「じゃあ自己紹介は全員終わったなー？時間余ったから周りのやつと喋ってていいぞー!けど、席は立つなよー」
周りの人達は皆喋り始めた。僕は唯一の友達と言っていいくらいのPさんとは生憎クラスが離れてしまった。だから僕はいわゆるぼっちってやつだ、今このクラスで喋っていないのは僕と後ろの富永君くらいだった。
僕は後ろを振り返った。
富永君は未だ下を向いて寝ている。
僕が見ていると富永君が突然起き上がった。
「おい、何見てんだよ。」「ご、ごめん！」
富永君は僕のことをジーッと睨みつけた。
(気まずいな…これって何か言った方がいいのかな…)
「僕は佐藤寛太、よろしくね!富永君!!」
「ふーん……。」
「うん。。」
「何で俺の名前知ってんの？」
「え!?あぁ、さっきの時間に自己紹介があって、富永君寝てたから先生が代わりに言ってた…」
「へぇ…」
こうして最初の日は終わった。
僕はこれから先が憂鬱でしかなかった。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
