ダイキとワンルーム (ページ6)

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◆ 愛い奴めページ6

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『しーげーおーかーくーん！！』
「、ん？」

もう〜、話絶対聞いてなかったでしょ。なんて言われて聞いてなかったことをなんとなく後悔した。なんやったん〜なんて聞けないからまた機会があったらでいいや。

「なぁAひさびさに外出る？行きた」
『え、重岡くん大丈夫なん、』

行きたいとこあるんやろ、連れてったるわって言うどころか遮られたけど心配してくれるからなんとも言えへんのがもどかしい。

「 Aどこ行きたいん〜？」

あ、さすがにディズニーとかユニバとか言われても困るねんけどそんなことはきっとAは言わないからなぁ。背伸びをして生活してくれてんねんなぁ、なんて思えばやっぱりAの行きたいところに行けたらいいなってな。ま、行きたいところなんてとっくにリサーチ済みなんやけどな。

「ほら、車乗り？」
『大毅くん、、』

どうぞ、と助手席のドアを開ければぽかんとしたアホ面と不安そうな感情が妙にマッチして変な顔。

「こーゆーときは素直に乗るねん！ほれ！」
『はぁいだいきくん〜』

れっつごー！！なんて駐車場中に響き渡るほどの大声で叫んだかと思えば、olé olé carnival を掛けノリノリで歌い始めた。

おま、ほんまかわええやつやな〜

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