今日もまた、助け合い、支え合う。

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黄side






……克樹明らかに寝不足じゃないよね。









いつもいつもそうやって無理をする。









黄｢……ほんと、克樹の悪い癖だよ…ﾎﾞｿｯ｣









本当の事を聞き出せないまま、ウォーミングアップが終わり、ダンスレッスンが本格的に始まってしまった。









克樹は案外普通に踊れているようで振付師さんに注意は受けていない。







……ほんとに体調悪くなかったのかな……？









そう思ったのもつかの間、10分もすれば克樹はフラフラ。







……ほんとに大丈夫かよ…、









あと少しで1曲目が終わる頃、とうとう克樹は頭をおさえたままうずくまってしまった。









……やっぱり悪いんじゃん。








黄｢克樹、｣





フォーメーション的に1番近かった俺が駆け寄る。





緑｢……っ｣




……辛そ、どうしたんだろ？





黄｢克樹？どこが痛い？頭？｣





頭押さえてるし多分そうだよね。









緑｢頭っ…きょう雨……｣








たしかに今日は大雨。少しテンション低めで家出てきたっけ。





雨、頭痛……






……偏頭痛？






でも克樹いつもは雨でも平気そうじゃん。







黄｢克樹もしかして偏頭痛もち？｣






そう言うと、克樹は首を縦に振った。





緑｢……今日薬切れててっ…｣







……あー、そういうこと。







赤｢嶺亜さん、今日は終わりでいいって。｣








いつの間にか琳寧が許可を取ってくれたみたいで、





黄｢了解。助かる。｣








俺はそのまま克樹をおんぶして克樹の家に向かった。




……克樹は寝てたけど、笑笑

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