検索窓
今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:431,966 hit

37 ページ38

敷海side




毎日バレーをしてる先輩達より
多少のブランクがある俺は疲れるのが早い。

天童「うーん……」

そんな俺を見た天童さんは首を傾げている。

天童「………鍛治くーん」


こっちを見ていた鷲匠監督の方へ
走ると、何やら2人で話し合い始めた。

…俺が思ってた以上に下手くそだったからか?


川西「ぶはっ」

なんて落ち込んでると隣から吹く声がした。


川西「そんなに落ち込まなくても、大丈夫だって」

ポンっと頭に手を置かれて、
そのまま撫でられた。


『ちょっ、』

川西「(少し照れてんのに手 振り払わないの可愛いなぁ)」


天童「太一ぃ?」

川西「やっべ」

『?』


鷲匠「お前、今日からWSやれ」

『はい?』

こっちへ歩いてきた監督に
突然そう言われて

頭の中がフリーズする。


『な、なんでですか?』

鷲匠「あ?んなもん…勘だろ」

何の!?!?


天童「まぁまぁ!俺と鍛治くんが
言うんだから間違いないよ!」

『何の自信ですか…それ』


鷲匠「とにかく、一番お前を強くさせるポジションを
しろって言ってんだべや。悪い気はしねぇだろう?」

『うぐっ…』


そう言われちゃぁ、何も言えないな…。

五色「A!一緒にするぞ!」

飛んできた工に腕をグイッと引っ張られる。


お前…耳いいな…。


川西「行ってらっしゃーい」

工にズルズルと引っ張られる俺に
手を振る川西さん。

どんな構図だ。



『………俺を強くするポジションか』








天童「鍛治くんもよくオッケーしてくれたよね」

鷲匠「別に。強くなるんなら最大限生かすだけだ。
というかお前が先に言ってきたんだろうが。」

天童「だって、あからさまにブロッカーより
スパイカーの方が向いてると思ったんだもーん」


白鳥沢はみんなが強い。



天童「……俺たちがお前を強くしてあげるよ」






こんな会話をしてたのを俺は知らない。

38→←36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (856 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1990人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆき - まっっっ………て!!!いいところ!いいところで!!!!んんんんん!!!!(悶え)更新のご予定はございませんか?!?! (2022年12月17日 17時) (レス) @page42 id: b0d8276e48 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 下と下の方と同じくいいところ!!更新、楽しみにゆっくり待ってます! (2021年7月27日 22時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 下の方と同じくいいところで!!!!!!!!めちゃくちゃ続きが気になります!更新を楽しみにのんびり待ってます! (2021年7月25日 10時) (レス) id: e283fb9d1f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - いいところで!!!!!!!この作品大好きです!!なので途中で更新が終わってしまっているのが悲しいです。。。これ以上先は書かれないのでしょうか??続き楽しみに待っております。 (2021年7月17日 1時) (レス) id: 97a2ee4c1f (このIDを非表示/違反報告)
奏凪(プロフ) - このお話めちゃくちゃ好きです!!更新待ってます!応援してます!! (2020年12月23日 3時) (レス) id: 78e0e98149 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:高崎 | 作成日時:2018年4月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。