Section１２ ページ13
すると後ろから当真に頭を撫でられた
続けて穂刈も撫でてくる
どうしたものかと影浦と北添を見るとやれやれと言わんばかりに肩を竦めていた
顔をふるふると振るうとパッと手を離される
「あ、悪い。嫌だった？」
「…、くすぐったい、から」
「当真達じゃないか。公園で何やってるんだ？」
「おー、鋼。旭野がお茶こぼしたから着替えてたんだよ」
「そうか。それはいいが、遅刻するぞ？」
そう言われ時計を確認すると8時10分を過ぎていた
やっべ、と小さく言い、みんな一斉に走り出した
「旭野さんがー、お茶をこぼしちゃったんでー、公園のトイレで着替えて…」
「言い訳はそれだけか？」
「い、言い訳じゃなくて」
「それをお前らが待つ必要はないだろ？うん？」
学校に着くなり生徒指導の先生に捕まってしまった
旭野は少し怒られるだけで済まされたが他はそうは行かなかった
影浦はうざそうに顔を顰めてそれを北添がひそひそと宥める
村上は関係ないのに、と言いたげな顔で先生を見ていたがそれは伝わるはずもない
それから１限目開始のチャイムが鳴るまで叱られ続けていたらしく
旭野と同じクラスである北添は教室に戻る頃にはげんなりとしていた
授業が終わり、教室が騒がしくなる
お腹が空いたからと北添が旭野の前の席に座りパンを頬張っている
パンを咀嚼しながら次の授業の準備をしている旭野に話しかけた
「そういえば、今日の任務は何？」
「夜間の待機任務と、見回り、だけ。だから、絵馬君と、仁礼さんには来なくていいって、言っておいた」
「そっかぁ。見回りだったらカゲはやらない方がいいかもね。疲れるだろうし。
ゾエさんとAちゃんとでやろっか」
「うん」
早速北添は携帯を取り出し、影浦に連絡をする
それをじっと見ながら北添が購入していたいちごミルクを飲む
あー、飲まれちゃったー、と特に気にしてなさそうにそう言いながらメールを送信し終えた携帯を机の端に置く
持っていたパンを千切り、あーん、と口の前に持ってこられ口を開けると中に入れられる
「…、甘い」
「でしょー。新作だってー。ハチミツパン」
「今度、買う」
「そっかー」
嬉しそうに口を動かす北添を見ながら時計を見て、北添もごそごそと次の授業の準備を始めた
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燕 - 伊紗さん» 伊紗さんもですか…！ 季節の変わり目で体調崩す人も少なくないので、気をつけたいですね…(^^;; (2015年10月4日 12時) (
レス) id: d01b0ff04d (このIDを非表示/違反報告)
伊紗(プロフ) - 燕さん» 実はこの前体育祭の時に軽い熱中症になってしまいました…;;;;ですが、もう完治していてだらだらと過ごしています← (2015年10月3日 17時) (レス) id: 5bf8caec02 (このIDを非表示/違反報告)
燕 - 昨日、珍しく熱を出してしまって… 伊紗さんはお元気ですか？ (2015年10月1日 9時) (レス) id: d01b0ff04d (このIDを非表示/違反報告)
伊紗(プロフ) - 燕さん» 燕さんお久しぶりですー！お元気になさっていましたか…！ (2015年9月26日 21時) (レス) id: 5bf8caec02 (このIDを非表示/違反報告)
燕 - 伊紗さんお久しぶりです！ (2015年9月26日 11時) (レス) id: d01b0ff04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊紗 | 作成日時：2015年9月25日 21時
