彼の苦労 ページ48
「水原さんは…「一平でいいですよ」
私のスーツケースを車に乗せて多分翔平の家へと向かってくださっている。
「一平さんは翔平…くんに振り回されてないですか？」
「あー……、そんなことないですね。」
「今の間は絶対にそんなことがある間でしたよね？」
「まあ…そうですね笑」
「翔平くんめちゃくちゃマイペースですもんね。」
「そうなんですよ。」
やっと翔平の愚痴を分かってくれる人がいた！とばかりにちょっとこういうとこが困るんですよね〜と話し出した一平さん。
一平さんの苦労が手にとって分かるようだった…笑
「あ、そうだ。今日よかったらうちでご飯食べませんか？」
「一平さんのお家ですか？」
「はい、僕の彼女がAさんが来るのをとっても楽しみにしてて、良かったらでいいんですけど。」
「え！嬉しいです！こちらこそいいんですか？」
「是非是非、また夕方迎えに行くんで翔平と来てください。」
一平さんと話しているといつの間にか翔平の家に着いたようで駐車場へと車を停めた。
なかなかに大きいマンションがそびえ立っている。
一平さんがスーツケースを持ってくださってオートロックを開けてエレベーターへと案内してくださった。
エレベーターには乗らずに階数のボタンだけを押して
「エレベーター降りて右にあるドアが翔平の家です。1つの階に2部屋しかないのですぐ分かると思います。じゃあまた夕方迎えにきます。」
そう言って私だけを乗せたエレベーターが上へ上へと動き出した。
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みねるば(プロフ) - きまさん» 初めまして!いつも読んで頂きありがとうございます!素敵なコメント本当に嬉しいです…! (2023年4月12日 23時) (
レス) id: 70cdba34fe (このIDを非表示/違反報告)
きま(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読んでいます！みねるばさんの書くお話が大好きです！これからも応援しています♡ (2023年4月12日 23時) (レス) @page37 id: f0d962c024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みねるば | 作成日時：2023年4月2日 16時
