同期の七海が突然転職していた。【呪術廻戦】

64、最初に伝えるのは ページ19

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「急展開だね。付き合ったんだ。っていうか大変だったね。」

「急展開すぎてサトコわかんなーい。」




昨日いろいろあった事を家入さんに話した。

途中で五条さんも話に参戦。自分のこと「サトコ」とか言って女子風に話に参加してくる。




「殴られた方は大丈夫なの？」

『それは大丈夫です。死にたくても死なないこともわかりました。』

「…じゃあ改めておめでとう。よかったね彼氏できて。婚活行かなくて済むじゃん。」




朝から大変だった。

抱き枕状態から離してくれないし、アラームが鳴ってようやく解放された。

早く寝たおかげでお肌の調子は絶好調だけど。


昨日あった嫌なことも全部、七海が良い思い出に塗り替えてくれた。

もう頭の中は七海でいっぱい。




『自分が単純な女だった事に驚きです……』

「…どういう事？」

『いやー…思えばここ最近七海のこと好きだったなって。』

「アンタらお似合いだと思うよ。」

「サトコも七海狙ってたのにー！」




「噂をすればだね、」とサトコが言った。

ドアが開くと本当に噂をすればだ。




『…どうしたの？』

「少し時間があるので来ました。」

「七海よかったな。」

「まさかA…」

「諦めろAはなんでも話してくれるいい子だ。」




はぁーっと溜息をつく。

話して恥ずかしいことでもないでしょ？




「家入さんはいいとして五条さんに話すと一瞬で広まりますよ。」

『……サトコはそんな悪い子じゃないよねーっ！』

「ウチら親友じゃん！誰にも言わないよー！」




サトコの事は信じるとして。
とりあえず、家入さんと五条さんに祝福してもらえた。



これからの未来が色付いて見えて、楽しみと期待に心が熱くなるような気がした。




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