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no side
「写真、送ったから確認ヨロシク ♪ 」
「届いたぜ！ありがとな萩原！」
それぞれ携帯の画面を見て頷く５人。
駿東は礼を言った後、しばらくその写真を眺めていた。
『(もし、携帯のデータ削除をするように言われたら
この写真は現像して隠しておこう。)』
「じゃあそろそろ解散するか？
あんまり残ってても怒られちまいそうだ。」
「そうだな。」
伊達の一声でそれぞれ帰り道の方へ向かう。
その瞬間、駿東は慌てて萩原を捕まえた。
「おっ？どしたのAちゃん！」
『あ、あのね……』
何事かと振り返る萩原と隣の松田。
『その……私、もしかしたら今日行けないかも、で……
予約はして貰ったから、お金だけ先に渡しても良い？
もし行けなくてもそれで払って欲しくて……』
眉を下げ、申し訳なさそうに告げる駿東に
萩原は少し目を見開いてからふっ、と微笑んだ。
「もしかしてそれでずっと悩んでた？」
『えっ、』
「昨日の夜から何か変だなーって思ってたんだよ。
ごめんなぁ！ちゃんと聞けば良かったよな！」
『いや、そんな！萩くんは悪くない！！
私が昨日しっかり言えば良かったんだよ……』
駿東は気付かれていたのか、と目を伏せる。
それと同時にやはり罪悪感も駿東を襲う。
「ほーらそんな顔しない！行けない"かも"なんだろ？」
『……』
「もし来れなくても気にしないで良いからね？
また集まれば良いんだからさ！」
『……うん、』
よしよしと頭を撫でられ駿東は小さく頷く。
萩原は困った様に笑って撫で続ける。
「てなワケでこのお金は受け取りません。」
『えっ！？』
「来れなくても今回は俺が立て替えるから……
次にAちゃんが何か奢ってくれれば良いよ ♪ 」
『あ……えと……ありがとう……？』
「どーいたしまして！」
ニッ、と笑った萩原はまたね、と手を挙げる。
『ほ、本当にありがとう萩くん！
…じゃ…………ｯ、』
じゃあね、と言おうとして口を閉ざす駿東。
それからギュッと唇を噛んで前を見た。
『
それを聞いた萩原や松田、伊達も同じように返す。
そして今度こそ遠ざかっていく背中を見て
駿東は僅かに涙を零した。
「さて……
ゼロとAちゃんは何を隠してるのか話してくれる？」
「『！？』」
幼馴染み３人がその場に残り、
今まで黙っていた諸伏がにっこり笑顔でそう言った。
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沙羅(プロフ) - ぴのさん» 初めまして！コメントありがとうございます！なんと！最初から着いてきて下さっていたんですね…！ありがとうございます！！あああ、嬉しいです、面白いって言って貰えるだけで超頑張れます…！もうすぐ続編にいきますので、どうぞこれからもよろしくお願いしますー！ (2022年5月3日 13時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - はじめまして！この小説は、始まってからずっと読ませていただいています。とっても面白くて、何度も読み直してしまいます笑オリジナルの部分もとても面白くて、いつも楽しみにしています！お忙しいとは思いますが、これからも応援しています！！ (2022年5月3日 11時) (レス) id: dcb92af278 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 空白さん» コメントありがとうございます！長文大歓迎です最高に嬉しいです！！お話は悩みながら構成していたので、そう言って貰えると本当に救われます…ありがとうございます！萩原くんとの絡みも増える予定です！まだまだ更新していきますので、どうぞよろしくお願いします！！ (2022年5月1日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
空白 - すみません、思い返したところ警察学校編の単行本からのようでした…！大変申し訳ありません！ (2022年5月1日 17時) (レス) id: faefab430e (このIDを非表示/違反報告)
空白 - 3回に分けた長文コメ失礼しました！これからも更新頑張ってください！！応援しています！！ (2022年5月1日 17時) (レス) id: faefab430e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2022年1月3日 2時
