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no side
「お嬢ちゃん、お話しても良いかな？」
『……はい。』
翌日、駿東は警察署の一室にいた。
さすがに少女を取調室に入れることは無かった。
泣き腫らした目で頷く駿東に１課の刑事と
カウンセラーの女性は顔を見合せた。
「……じゃあ話せることだけで良いからね。
お嬢ちゃんは駿東Aちゃんであってるかな。」
『……はい。』
「何歳かな？」
『……５歳。』
刑事は書類や手帳を見合せながら尋ねていく。
駿東は短い言葉で正確にかつ簡潔に答えていった。
「お父さんやお母さんが部屋にいる時は
Aちゃんはどこにいたんだい？」
『……離れの２階。』
「そこでは何を？」
『……もう寝てたの。』
「いつもそこで寝てるのかな？」
『……はい。』
駿東はちらりと刑事の顔を見る。
明るい部屋で見る人の顔に恐ろしい影は無い。
「じゃあ……どうして昨日は母屋にいたのかな？
あぁ、母屋っていうのは……」
『ふだんみんなが生活する中心の場所。』
「え、あ、そう……よく知ってるね、」
『本でよんだの。』
微笑んだ駿東に刑事は目を見開く。
『……昨日は、変な音がして目が覚めました。
気になって、木をおりておもやに行きました。』
「変な音？どんな？」
『パンッ、って何かがわれるみたいな……』
「(拳銃か……！)
それで母屋に行って何か見たり聞いたりしたかい？」
駿東の視線は左上へと向けられ、
ゆっくりと上下する。
『……ネコちゃんがいた。』
「ネコちゃん……」
「ネコちゃん、可愛かった？」
『……！うん、とってもかわいかった！
ふわふわしてたの。
草の陰に座ってたら急に鳴いたからびっくりして、』
カウンセラーの問いかけに答えていた駿東だが
そこで言葉に詰まる。
『えっと……？だれかいた。男の人と女の人。』
「お父さんやお母さんかな？」
『おとうさん……？分かんない、どんな人？』
「「！」」
不思議、というように首を傾げる駿東。
刑事とカウンセラーは再び目線を合わせる。
横に座っていたカウンセラーが
駿東の手をそっと握る。
「お父さんとお母さんが分からない？」
『うん。』
「顔も？」
『うん。』
「じゃあ大人の男の人や女の人に
嫌なことや怖いことをされたことはある？」
『こわい……』
駿東はその言葉を聞いて顔色を変えた。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます(´；ω；｀)無理せずに頑張ってください！ (4月25日 6時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» ご意見ありがとうございます！一応「救済」路線で書いておりますので、余程のことがない限り……という予定です！駿東ちゃん頑張りますのでぜひ見守ってあげてください！(笑) (4月25日 1時) (レス) id: fccd246cdb (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - あと誰にも氏なないでほしいです。 (4月24日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 沙羅さん» コメント返してくださりありがとうございます！LOVEの件もありがとうございます！ (4月20日 17時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！逆ハー良いですよね♡なるべく多くのキャラクターを出して行けるよう頑張りたいと思います！Loveな雰囲気も出せるよう頑張ります！！更新ゆっくりになってしまっていますが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします！ (4月20日 17時) (レス) id: fccd246cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年5月5日 13時
