六十三本 ページ16
no side
林の中で呪霊と五条が攻撃し合う。
呪霊の攻撃は当たらないが。
「びゃあ！！」
炎を放出した呪霊の背後に回った五条は
近くの湖に向けて呪霊を蹴り飛ばした。
「あっ ちょうどいいか。」
呪霊が着水する前に五条は呟きその場から消える。
Aは近くの地面に降りて呪霊を見張った。
「(眉唾ではなかったな……
だが当たらぬなら領域に引きずりこむまで。)
……？
(どこへ行った？
あそこに古式とかいう女はいるが……)」
「ごめん、ごめん。待った？」
「どこ！？ねぇここどこ！？」
「！！ソイツは、(宿儺の器……！！)」
ちょうど呪霊が起き上がった時、
五条が虎杖を抱えて現れる。
「見学の虎杖悠仁君です。」
「富士山！！頭富士山！！」
『(悟くんが先生してる……)』
「先生、俺１０秒前まで高専にいたよね。
どーなってんの？」
「んートんだの。」
「(あ、説明する気ないな。)」
呪霊──漏瑚──は夏油の言葉を思い出す。
今後のために虎杖は殺せないが
それを悟らせないように言葉を紡ぐ。
「なんだそのガキは。盾か？」
「盾？違う違う。言ったでしょ、見学だって。
今この子に色々教えてる最中でね。
ま、君は気にせず戦ってよ。Aのこともね。」
『 ♪ 』
Aは軽く手を挙げて合図をする。
漏瑚は横目でそれを確認し、嗤う。
「自ら足手纏いを連れてくるとは、愚かだな。」
「大丈夫でしょ。だって君─────弱いもん。」
はは、と笑う五条に
漏瑚の頭から火が吹き出し耳栓が飛ぶ。
「舐めるなよ小童が！！！
そのニヤケ面ごと飲み込んでくれるわ！！！」
ビリビリと空気を伝う迫力に虎杖は息を呑む。
「(コイツが……弱い……？？
今までのどんな
そんな虎杖の頭にポンと五条の手が置かれる。
「大丈夫。僕から離れないでね。」
「領域展開！！」
漏瑚が叫んで手を組む。
──「
そう唱えると、周囲を赤い岩が覆い始める。
空気が肺を焼くように熱くなった。
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easy R!!(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました、wこれからも応援してます！ (2020年12月20日 18時) (
レス) id: 1f230199f3 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - 作品読ませていただいてます！夢主ちゃん可愛すぎるし、五条先生も理想すぎて…妄想に浸っております…笑。これからも楽しみにしてます!!応援してます(*´▽｀*) (2020年12月11日 22時) (レス) id: cde300d373 (このIDを非表示/違反報告)
くらくしょん - コメント返し早くて驚きました！涙 ほんとうに応援してますし感動しました！笑 お世辞じゃないですから笑 (2020年12月6日 20時) (レス) id: 15035c8d2a (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - これ、、！！！こういうのを待ってたんです、！！！！夢主と登場人物全ての距離感がたまらないし、原作もしっかりおり混ざったストーリーです！！！！だいすき！！続き待ってます、どんなに長いお話でもこれは読めますっ！！！！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: 4dde0013b7 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 関係があまりないこと失礼します。アンケートを取られるとこをハプニングと数えるのでしょうか？あ、コミュ症ならエマージェンシーですね (2020年11月28日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年11月21日 21時
