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no side
『……それで、いつまで隠れてるの？』
「「え？」」
Aの言葉に皆が一斉に振り返る。
体育館の入口の陰に人が立っていた。
「いやぁ……バレた？
何か修羅場だったから入りにくくて……」
「「水瀬スポーツの社長！？」」
「あ、Aの叔父さん。」
「やぁやぁテツロー君！ケンマ君！元気してた？
皆さんどうもうちの社員がお騒がせしまして、」
そう言って水瀬は深々と頭を下げる。
Aはジト目でそんな水瀬を見ていた。
『まさか姫野さんのお父さんが
叔父さんと同じ職場だとは思わなかったよ。』
「はははっ。
『…………遠藤のサーチ能力に感謝だね。』
そう言ってAは遠藤とのトーク画面を見せる。
そこには姫野父のブログ的な何か。←
「あ、猫又さん。お久しぶりです。
この度はご迷惑をお掛けしました。」
「なに、どうってことねぇよ。
今回１番苦しんだのは水瀬だからな。」
「いやいや……
あ、それでですねお詫びと言ってはなんですが
この後BBQだそうで……お肉、差し入れです♡」←
水瀬が両手に持っていた袋は肉だった。
「沢山あるので皆さんで食べて下さい。」
「「「あざーす！！！」」」
それから水瀬は腕時計を確認すると
慌てたように挨拶をする。
「すみません、まだ残してきた仕事があって……
僕はこれで失礼します。」
『……ありがとね、お兄ちゃん。』
「良いってことよ。可愛い姪っ子のためだからね。」
『ふふ……あ、待ってお兄ちゃん。
ちょっと会わせてあげたい人がいるの。』
「？」
Aはそう言って人混みの中から赤葦の手を引く。
「……彼氏？」←
『ちゃうわ。オトモダチの赤葦京治クンです。』
「はっ、初めまして、赤葦京治です。」←
「初めまして〜姪と仲良くしてくれてありがとね。」
握手を交わす２人。
赤葦の様子がおかしい。←
「あっ、あの、俺水瀬社長のファンなんです。」←
「え？ファン？よく分かんないけど嬉しい〜」←
「社長の高校生時代の事はよく知ってます。
水瀬兄弟は超有名なＷＳとＭＢですから。」
「え何で知ってんの怖。」←
食い気味に言う赤葦。
水瀬はギョッとしたように赤葦を見る。
「社長はゲス・ブロックが有名ですよね。
あの絶対に決めさせない超鉄壁。」
「いや……うん……ありがとう……
とりあえず落ち着こうか？？」←
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沙羅(プロフ) - ★さん» コメント、ご意見ありがとうございます。典型的な悪女を出して対立させたかったので登場させました。そう思われないよう、今後は気を付けて書いていきたいと思います。参考になるご意見をありがとうございました。 (2021年7月7日 1時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 姫野？ってキャラいる？いなくても話成り立つしむしろいることによって今までの面白さが無くなって残念です。 (2021年7月6日 22時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ひにゃ。さん» コメントありがとうございます！皆様の応援のおかげで書いてくることが出来ました…！！本当にありがとうございます！入試、頑張ってきます！！ (2020年9月3日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃ。(プロフ) - 続編おめでとうございます…！受験生にもかかわらず、更新して下さった主様は神です…！入試頑張ってください…！東京から応援しています…！主様が志望校に受かりますように…！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: b37bb85b42 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 何となく方言わかった。だらー。 (2020年8月31日 23時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年8月10日 21時
