7 ページ41
no side
──────in烏野
ピロン、と清水のスマホから通知音が鳴る。
現在絶賛帰宅中の烏野バレー部。
思わず皆が清水を見た。
「……AちゃんからLIME。」
「「羨ましい。」」←
「……え、」
そんな声をスルーした清水は画面を見て立ち止まる。
どうしたどうした、と澤村達も立ち止まった。
「……音駒に新しいマネージャーが入ったみたい。」
「おお、２人目の！」
「ちょっと癖が強い性格だから気を付けて、って。
特に顔のいい人達は、だって。」
「何か大変そうだな……」
澤村が苦笑いで呟く。
清水も頷いてAに返信する。
「……わ、凄い念押しメッセージが……」
「それよっぽどだべ。」
「何か怖くなってきた……」
急遽、澤村と菅原が部員を集めて
気を付けるよう注意喚起したのは言うまでもない。
──────in梟谷
雀田と白福のスマホが同時に鳴る。
通知の元は東京マネージャー組のグループだ。
「なになに……？」
「Aちゃんから……注意喚起？」
「え〜癖が強いってウケる。」
雀田と白福は笑いながらメッセージを読むも
今までのメッセージより真剣な文章に
思わずちらりと視線を合わせる。
「木兎〜ちょっと良い？」
「んおっ！？どーしたゆきっぺ！」
「実はね──────」
メッセージの内容を分かりやすく説明した２人。
木兎はううん、と唸った末に赤葦を呼び出した。←
「何ですか木兎さん。」
「何かやべーやつ？がマネージャーで
顔がいいやつは気を付けろって言われた！」
「……はい？」
「あー……ごめんね赤葦。
今木兎に説明したのは──────」
再び説明し直すマネ’s。
今度は赤葦もなるほど、と頷いた。
「音駒の２人目のマネージャーですか。
分かりました。注意するように伝えましょう。
……木兎さん。
貴方も顔が良いので狙われると思います。
良いですか？
言われたことをすぐに信じちゃダメですよ？
何か変なことを言われたら
俺か雀田さん、白福さんに伝えて下さい。」
「え、」
「分かりましたね？」
「お……おう……あかーし顔怖いぞ……？」
「そうですか。とにかく約束ですからね？」
有無を言わせぬ赤葦に頷く木兎。
それから部員の方へ伝えに戻って行った。
「……そーゆー赤葦も顔いいよねぇ〜」
「……確かに。ま、赤葦なら大丈夫でしょ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます！続編も楽しく読ませていただきます！これからも無理しないで頑張ってください！ (2020年8月11日 10時) (
レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 紅さん» 別垢からの返信ですみません。初コメントありがとうございます！！申し訳ありません！！何のミスかやらかしました！！きちんと公開し直したのでお時間ある時にぜひ見てみて下さい！！続編の方でも、どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: d122e1271c (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - それと大変申し訳ないのですが、私の家Twitterが禁止されていてパスワードが分からないのですが、教えていただけないでしょうか。無茶なお願いと長々としたコメントすみません。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 初コメ失礼します！続編のお知らせページの夢主と木兎さんの会話とその後のページの夢主と木兎さんの会話が可愛すぎます！可愛いが渋滞してました！最高です！続編も楽しみにしていますね！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！正直、行き当たりばったりで書いてます()どうなるか分かりませんが頑張ります()どうぞ応援よろしくお願い致します！！(？) (2020年7月26日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：沙羅
| 作成日時：2020年5月23日 21時
