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no side
「集合!!」
「「「ゥス!!」」」
時刻は午後六時半。
終わりの挨拶を終えた音駒部員達は
姫野とAを前に並ぶ。
「姫野さん、どうだった?」
「皆さんとってもステキでした!
私、マネージャーになって皆さんを支えたいです!」
「……って訳だけど、どう?」
黒尾は横に並ぶAを見る。
Aはちらりと姫野を見てから前を見る。
『……良いんじゃないですかね!
やる気があるなら十分だと思いますし。』
「仕事の覚え具合はどう?」
『教えることは"ちゃんと"教えてますし、
姫野さん記憶力は良さそうですから大丈夫だと。』
にっこり笑って言い切るAに
黒尾と孤爪はそっと目線を合わせる。
「……えーっと、じゃあ入部って事で良い?」
「はい!よろしくお願いします♡」
「おっけー。んじゃ挨拶ー。
よォしくおねしゃぁす!!」
「「「しアす!!!」」」
猫又や直井の承諾も得て
姫野は晴れてバレー部のマネージャーとなった。
部員達は着替えるために体育館から出て行き、
Aと姫野は片付けのため残った。
「うふふ、今回は感謝してあげますよ先輩。
私の印象バッチリじゃないですか。」
『それは良かった。
……姫野さんが好きな様にやれば良いけど、
もし選手に迷惑かけたら、それは許さないよ。』
「……何ですか?その言い方。
迷惑なんてかけるわけ無いじゃないですか。」
『……』
「先輩こそ私の邪魔しないで下さいね?
邪魔したら私も選手に何するか分かりませんから。」
『……分かった。』
Aはそう一言だけ答えると
ネット等の片付けを再開した。
「じゃあ後はよろしくお願いしますね〜」
『お疲れ様。』
ろくに片付けも出来ない姫野は
さっさと体育館から出て行く。
『あー……面倒な事になった……
見てる分には面白いんだろうけどなぁ……』←
ブツブツと呟きながら片付けを進めるAは
ふと烏野や梟谷の可愛いマネージャーを思い出す。
『…やっべ、顔面偏差値バカ高いマネ’sと会ったら
姫野さんどうなるんだろ。←
嫉妬とかして暴れたらヤバない??
……ちょっと待てよ?
烏野も梟谷も部員普通に顔いいよなぁ……顔は。←
注意するように伝えとこうかな……』
サッとスマホを取り出したAは
各校のマネージャーに連絡を入れた。
(ちなみにスマホは校内で使用禁止である。)
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紅(プロフ) - 分かりました!ありがとうございます!続編も楽しく読ませていただきます!これからも無理しないで頑張ってください! (2020年8月11日 10時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 紅さん» 別垢からの返信ですみません。初コメントありがとうございます!!申し訳ありません!!何のミスかやらかしました!!きちんと公開し直したのでお時間ある時にぜひ見てみて下さい!!続編の方でも、どうぞよろしくお願いします!!! (2020年8月10日 23時) (レス) id: d122e1271c (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - それと大変申し訳ないのですが、私の家Twitterが禁止されていてパスワードが分からないのですが、教えていただけないでしょうか。無茶なお願いと長々としたコメントすみません。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 初コメ失礼します!続編のお知らせページの夢主と木兎さんの会話とその後のページの夢主と木兎さんの会話が可愛すぎます!可愛いが渋滞してました!最高です!続編も楽しみにしていますね! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます!正直、行き当たりばったりで書いてます()どうなるか分かりませんが頑張ります()どうぞ応援よろしくお願い致します!!(?) (2020年7月26日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2020年5月23日 21時