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no side
「休憩！！」
「ドリンクで〜す♡」
黒尾の掛け声にコートから出る部員達。
姫野はAが使っている運ぶ用のカートを押して
可愛らしく声を上げる。
一方、Aは両手にタオルを抱えて歩いてくる。
それを見た姫野はパタパタとAに駆け寄る。
「あ〜っ！A先輩！
持たせてごめんなさいっ！私が持ちますよぉ！」
『……タオル軽いし大丈夫だよ。
先にドリンクを皆に配ってあげて。』
「……はぁい！」
再びパタパタと足音をさせて
ドリンクを部員に配り始める姫野。
Aは至って普通にタオルを配る。
「けんま先輩ドリンクですっ♡」
「……どうも。」
「私が頑張って作ったんですよぉ！」
「……そう。」
嫌々そうにドリンクを飲んだ孤爪は
パチパチと目を瞬かせる。
「……姫野さん、何かスポーツしてた？」
「えっ？あっ私、スポーツ苦手でぇ……
スポーツはやったことなぃんです……」
「……ドリンク作るのも、初めて？」
「はい！
もしかして美味しくなかったですか……？」
「……ううん。」
大丈夫、と呟いた孤爪は
ススス……と人集りから離れていく。
姫野は不思議そうに見ていたが
すぐに福永や山本の方へ駆けて行った。
「……A、」
『ん？あ、研磨。タオル？』
「違う。」
『そう？でも汗かいてるから拭いときなよ？』
「……うん。
ってそうじゃなくて、ドリンクのこと。」
『ドリンク？』
Aはタオルを孤爪の首にかけながら尋ねる。
『甘くなかった？』
「やっぱり。」
『えっ、』
「ドリンク、Aが作ったんでしょ。」
『……まぁね。秘密らしいけど。ハハッ↑』←
どこぞのネズミの様な声を出したA。
地味に似ていた。←
『よく分かったね。』
「Aのドリンクは昔から飲んでるから分かる。」
『やっだ嬉しいこと言ってくれるじゃないの。』←
おば様みたいな声を出すAに
目を細めたものの孤爪はそのまま話し続ける。
「……大変そうなマネージャー希望が来たね。」
『……ね。
ま、研磨達に迷惑かけないなら良いでしょ。』
「……何かあったら言ってね。黙ってたら怒る。
……多分クロも気付いてるから。」
『おー怖。気を付けまぁす。
んじゃボトルとタオル回収しますね〜。』
そう言ってAは
姫野と共に回収作業を始めた。
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紅(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます！続編も楽しく読ませていただきます！これからも無理しないで頑張ってください！ (2020年8月11日 10時) (
レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 紅さん» 別垢からの返信ですみません。初コメントありがとうございます！！申し訳ありません！！何のミスかやらかしました！！きちんと公開し直したのでお時間ある時にぜひ見てみて下さい！！続編の方でも、どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: d122e1271c (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - それと大変申し訳ないのですが、私の家Twitterが禁止されていてパスワードが分からないのですが、教えていただけないでしょうか。無茶なお願いと長々としたコメントすみません。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 初コメ失礼します！続編のお知らせページの夢主と木兎さんの会話とその後のページの夢主と木兎さんの会話が可愛すぎます！可愛いが渋滞してました！最高です！続編も楽しみにしていますね！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！正直、行き当たりばったりで書いてます()どうなるか分かりませんが頑張ります()どうぞ応援よろしくお願い致します！！(？) (2020年7月26日 12時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年5月23日 21時
