幼馴染は実力派【ハイキュー!!】【音駒】

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「ってな訳で……明日から合宿が始まる。
詳細は話した通り各自しっかり用意しておくように。
水瀬、何か追加連絡あるか？」





部活が終わり、猫又が皆の前で話す。

明日からは待ちに待った合宿だ。





『特にはありませんが……
森然高校はまぁ自然が豊富なので虫が多いです。
虫が嫌いな人は各自対策して下さい。

……あと姫野さんにはコレを。』



「？」





そう言ってAは姫野に紙を渡す。





「何ですか？これ。」


『マネージャーの動き一覧。
初めての合宿だし覚えておくと便利かも。

ちゃんと各校のマネージャーさんと話したから
間違ってるところは無いと思うよ。

分からなかったら聞いてね。』



「……はい。ありがとうございます！」



『私からの連絡は以上です。』



「おう。ご苦労。
じゃあ今日はしっかり寝るようにな。以上。」





黒尾の挨拶で部活は終わる。

Aは片付けをしながら姫野に近寄る。





『姫野さん。
合宿では他のマネージャーさんもいるから
その……少しだけ仕事はして欲しいんだ。
他校の手伝いすることもあるだろうし。』


「……そうですか。
でもドリンクは作れますよね？」


『え……』


「先輩が多く作れば良いんですよ。
その辺は上手く立ち回って下さいね。
じゃ、お先に失礼しまーす。」






Aは座ってボールを磨く、が。

はぁ、とため息をついて思わず手を止めた。






『……既に疲れた…………』


「……A、」


『招平……どした？』





福永がAの顔を覗き込む様に立つ。

それからゆっくり横に腰を下ろした。





「…………」


『…………？』


「…………実は、」





福永は部室での出来事を話し始めた。

要約すると夜久さんは姫野の肩を持ってる。





『ほへー』


「……Aは仕事してルンバ。」←


『……ルンバ欲しいな……』←


「……何かあるなら手伝う。」


『……んふふ、時が来たら頼むかも。
あ、同じクラスの遠藤が見つけた情報なんだけど、』


「！」





Aはニッコリ笑ってそれ(・・)について話す。





「……！！」



『んね、面白くない？』



「(ｺｸｺｸ)」



『これ秘密ね。
情報漏洩したらつまらないし。』



「了解道中膝栗毛。」←



『いや草。』←







そんな感じで(おい)ついに始まる夏休みの合宿。







梟谷、音駒、森然、生川……そして烏野。

この５校が集まる熱い合宿が幕を開ける……！！！

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