第8話 ページ7
no side
時は進み夕食後。
北は居間の机で問題集を解く。
Aもそれに習ってプリントを広げる。
『……ッ…………』
「分からへんとこある?」
『いや……信介君の邪魔は出来んです……』
「教えるのも勉強になるから遠慮せんでええ。
どこや?」
『神か……??この問題です……』
普段メガネしない人がメガネすると
めちゃくちゃイケメンに見えるアレが今まさに!!
北信介という男にかかっている!!!←
「これはな……」
『ほうほう……』
「──────っていう公式を使うねん。」
『なるほど。じゃあ……こうなる?』
「正解や。よう出来たな。」
北はAが問題を解ける度に頭を撫でる。
なんだ羨ましいなオイ。←
『信介君が教えるの上手いからだよ。』
「Aはやれば出来るんやから
勉強も真面目にやらなあかんよ。」
『ぐっ……頭が……!!』←
「終わったら次解き。」
『ハイ。』
これぞ飴と鞭である。
無い頭をフル活用して()
何とか宿題として出されたプリントを終えたA。
『お……終わった……!!』
「お疲れさん。」
バタン、と畳に倒れるAに
北祖母が風呂入り、と声をかける。
「A先入ってええよ。」
『え、でも……』
「お客さんが先や。」
『ありがとうございます。』
有無を言わせぬ様な雰囲気の北に
Aは皆に礼を言って風呂に向かう。
まあAは長風呂しない派の人間なので
十数分で出てくるのだが。
「ちゃんと温まったか?」
『いいお湯でした。』
「そら良かった。俺も入ってくるわ。」
『はーい。』
北も風呂に向かいAはスマホを開く。
何件かLIMEが来ていた。
.
角名宮兄弟もID教えて欲しいってうるさいんだけど教えても良い?
Aどうぞどうぞ
角名「狐のありがとうスタンプ」
『なるほど…チベスナか……』←
ミヤツム追加したからよろしゅうな!
Aよろしくー!
治よろしゅう
A侑との温度差が凄い。よろしくー!
治ツムも横でスマホ触っとる思ったらAにかい
Aさすが双子。メッセほぼ同時よ
ミヤツム気に食わんわ
治何それムカつく
『何で個チャなのにシンクロ。』←
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沙羅(プロフ) - 紗奈さん» コメントありがとうございます!頑張って書かせて頂きますっ!!駄作ですが、よろしくお願いします!! (2020年5月15日 19時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白いです!最新楽しみにしてます!!! (2020年5月11日 23時) (レス) id: fdb9b132f1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みつさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えるとさらに励みになります!全力で頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願いします!! (2020年5月7日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に面白い。読んでて楽しかったです。次に次にと読みたくなりました。また、楽しみにしてます。 (2020年5月7日 8時) (レス) id: e09414f65d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - れんげさん» コメントありがとうございます!そ、そそそそんな滅相もない!!読みやすいなんて嬉し過ぎます……!!ありがとうございます頑張ります!!どうぞ今後もよろしくお願いします! (2020年5月3日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2020年5月1日 20時