幼馴染は頑張る【ハイキュー!!】【音駒】

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貴女side




『いや目開けてるとか質問する事ですかね？←
アレ出来るの日向君と影山君くらいですよ。』


〔だよなあ……！！
色々と聞きたいことがあったんだけど……〕





え、割とガチで怖いよ。

何が聞きたいんだ烏養コーチ。





『何だか分かりませんけど……
私は他校のマネージャーですし参考になるか……』


〔あー……その、な。猫又監督に言われたんだよ。
「うちのマネージャーは優秀だ」っつってな。〕





何言ってんだ猫又監督。





〔戦況を読むのが得意で、アドバイスも的確。
"曲芸師"は頭が良いんだぜ、って……〕



『勉強の成績は悪いですけど。』←



〔そ……それは、まあ……人それぞれだ、うん。〕





もしかして:烏養コーチ 頭 あまり良くない ←






てか本当に猫又監督は何が言いたいんだ。

頭が良いって照れちゃう。(真顔)





『えー……本当によく分かんないですけど……
……"それだけ"ですか？監督が言ってたの。』





何かねぇ嫌な予感がするんだよねぇ。

こう、背筋がゾワッとする感じ。ヤダヤダ。






〔……！察しがいいんだな。実は──────〕


『やっぱ聞きたくないです。』←


〔……「貸し出してやっても良い」って。〕


『聞きたくないって言ったのに……！！』





何だよ貸し出しって！！

私は本か！？←

いついつまでに返却でよろ〜♡みたいな！？





〔うちのジジイにも話は聞いてもらうつもりだ！
水瀬の力も少しで良いから貸してほしい！〕


『えー……』


〔宮城の名物料理奢る。〕


『のります。』





美味しいものは正義だ。←





で、まあ何だかんだで

今度の休み宮城県に行くことになりました。




合宿で会うから良くね？って思ったけど。

まあその辺は触れてくれるなよ。←






『とりあえず仁花ちゃんに話したことも
何かの助けになるかもですねー』


〔そうか！ありがとな！〕


『お気になさらず。
猫又監督が私を売ったなら問題ないですしおすし。
全責任は猫又監督ってことで♡』←


〔怖っ……
いや、まあとにかく！次の休み待ってるな！〕


『はーい。』






それからもう一回仁花ちゃんに代わってもらって

またね、とちゃんと告げてから電話を切る。






『くぅ……出費が痛いぜ……！！
叔父さんが社長で良かったぜ……！！』←





あ、言い忘れてましたね。

私の亡き父の弟さん、

個人スポーツメーカーの代表取締役です。←

お金持ちなんです。←

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