・ ページ22
in烏野高校
「うわぁ!!何これ!超うまそう!!」
「ビックリした!!急にどうしたの!?」
「2人共うるさいぞ。
スガは食事中にスマホをいじるな。」
だって大地!!、とスマホの画面を見せる菅原。
そこには青い鳥のAの呟き。
「激辛味噌豆腐……?」
「うわぁ……見てるだけで辛い。」
「購買!?購買にこんなの売ってんの!?
何それ音駒羨ましすぎんべ!!いいなあ!!」
すぐさまハートを押して
羨ましい、とリプを送る菅原。
「いつの間にフォローしてたんだ?」
「LIME教えて貰った日。」
「コミュ力おばけ……」
ふふん、と自慢げに笑う菅原に
澤村と東峰は少し不満そうだ。
「あっ、返信きた!」
──────
スガ@ーーー
Replying to 水瀬@ーーー
それ超うまそう!!羨ましい!!
|
|
|
水瀬@ーーー
めちゃくちゃ美味しいですよ!
今度、東京限定の激辛麻婆豆腐を送りますね♡
|
|
|
スガ@ーーー
神はここにいた。
──────
「……神はここにいた。」←
「良かったなスガ。(真顔)」
「Aちゃん……だっけ、何か凄い子だよね。」
バレーも出来て、人気者で……と東峰は言う。
確かにAは何か凄い奴である。
「そういやAが大地のことお父さんみたいって
この間LIMEで話してたべ。」
「ゲホッ!?俺!?」
「それは分かる。」
「どんな話からそうなるんだよ。」
菅原は少しだけ表情を曇らせる。
菅原はAに親が居ないことを聞いていた。
「Aってさ、両親が居ないんだって。
幼稚園くらいの時に事故で。
ずっとじいちゃんばあちゃんと過ごしてきたから
お母さん、お父さんっぽいってのに惹かれるって。
甘え方も知らないんじゃないかな、って思ってる。」
「「……」」
「だから!
俺らがたくさん甘やかしてやれば良いんだべ!
特に大地!!お父さんっぽいって言われてんだから!」
「……そうだな!」
「今度会ったら何かあげようかなあ。」
ドン、と胸を張る菅原に
澤村も東峰もくしゃ、と笑って頷く。
「それじゃあ大地パパを撮影して送ってあげるべ。」
「!?」
「ほらほら、大地パパ笑って〜♡」
「スガのお母さん感。」
菅原がふざけ始めた。←
スマホのカメラを向けて撮影を始める。
「はいチーズ!」
「う、」
困った様に、でもいい笑顔の澤村の写真が
Aに送信された。
341人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙羅(プロフ) - 紗奈さん» コメントありがとうございます!頑張って書かせて頂きますっ!!駄作ですが、よろしくお願いします!! (2020年5月15日 19時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白いです!最新楽しみにしてます!!! (2020年5月11日 23時) (レス) id: fdb9b132f1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みつさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えるとさらに励みになります!全力で頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願いします!! (2020年5月7日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に面白い。読んでて楽しかったです。次に次にと読みたくなりました。また、楽しみにしてます。 (2020年5月7日 8時) (レス) id: e09414f65d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - れんげさん» コメントありがとうございます!そ、そそそそんな滅相もない!!読みやすいなんて嬉し過ぎます……!!ありがとうございます頑張ります!!どうぞ今後もよろしくお願いします! (2020年5月3日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙羅 | 作成日時:2020年5月1日 20時