師範を嫁にしたい・参【鬼滅の刃】【宇髄天元】

漆拾 ページ8

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シュンとした師範は置いといて

竈門らに説明をしていく。





「師範の言った通り
怪しい店は３つに絞った。"ときと屋"の「須磨」、
"荻本屋"の「まきを」、"京極屋"の「雛鶴」だ」


「嫁もう死んでんじゃねえの？」





…………この糞猪。





思い切り腹に拳を入れ派手髪野郎の上に転がす。





「ご入用の物をお持ち致しました」


「どうも」


「…」


『…』





頼んでおいた物を受け取り竈門たちに渡していく。





『化粧は天元がやる？』


「白粉塗っときゃなんとかなるだろ」


『うひぃ……』


「竈門は傷があるからなあ……」





白粉の粉を竈門の顔面に塗りたくる。

地味だが派手な化粧にしてやるよ。(？)




「俺はAさんに化粧して貰いたいです」


『ん。おいで、善逸君』


「はァい！！」




飛び付くように近寄る派手髪に舌打ちしつつ

猪にも白粉と紅をつける。




『んー……人の化粧はしたことないからなぁ……
こんな感じかな？』


「それじゃあ薄すぎじゃないすか？」


『えー？薄いかなー？』




派手髪に軽く白粉を塗って

頬にも軽い紅、唇も桜色の紅。



師範には似合いそうだが……

別にコイツを可愛くする必要はねぇしなぁ。





『思い切って日の丸にする？』

「え"っ……」





グリッと指に頬紅をつける師範。

心做しか楽しそうだな。

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