No.１５４ ページ22
no side
「……！」
セメントスはコンクリートの異常に気付く。
コンクリートの動きが緩くなったのだ。
「これは……」
そう呟いた時、コンクリートの壁の中から
Aの声が響く。
『
徐々にコンクリートが溶けて流れ出していく。
所々が熱を帯びており、赤く光っている。
『炎は熱くないけど
熱したコンクリートは熱いのか……！！』←
「コンクリートを溶かして……！」
Aは体中に白みを帯びた炎をまとい
溶けたコンクリートの上を歩く。
「ｯ……なら、もう一度……」
『あ〜………
でも堅ちゃん……このコンクリート……触れる？』
「！」
熱いよ、そう言ったAの表情は
炎で出来た影によって、よく見えなかった。
『隙あり』
セメントスの目の前にあった
溶けたコンクリート溜りが飛沫をあげる。
気付いた時には
セメントスの片腕にカフスが掛かっていた。
「速い……！お見事だよ、Aちゃん」
『やったケーキだ……！！』←
セメントスの背後で元気よく飛び跳ねるA。
その腕は赤く腫れていた。
「Aちゃん、その腕は……」
『ん……？ヤケドかな……？』
Aは何でもなさそうに腕を見て言う。
『そこまで痛くないし……
私、火とかの傷に対して痛みは感じないから』
打撃、斬撃なんかは痛いけど、と付け足し
Aは小さく苦笑した。
「イレイザーヘッド…相澤さんが怒るよ？」
『ﾋｪｯ…………』←
セメントスは逃げようとするAを捕獲し
傷に響かぬよう歩き出す。
「リカバリーガールの所まで送るからね。
その足も若干ヤケドしてるでしょう？」
『なぜそれを……！』←
所々に小芝居を挟むのがAである。
「耐火耐熱の靴が少し破れてる」
『ホントだ……』
Aはひとり納得し
大人しくセメントスに運ばれていった。
- - - - - - - - - - - - - - - - -
堅ちゃんこと
セメントス先生の口調が分かりません。
それよか雄英の先生方に
授業して貰いたいのは私だけでしょうか？←
現文得意なんでセメントス先生！お願いします！←
あ、英語は苦手なのでマイク先生の
ハイテンションで乗り切りたいです。←←
アイムジャパニーズオーケー？((殴
アイドントスピークイングリッシュ
アンダスタァン？((殴
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ruroru - 始まりがすでにおもろい好きです←唐突な告白 (2020年11月24日 17時) (
レス) id: c6275a7ae2 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - きぇぇ可愛っきえええぇ (2020年1月5日 10時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 十華さん» コメントありがとうございます！相澤先生推し仲間がいて嬉しみの極みでございます…！精一杯、書かせて頂きますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします！！ (2019年12月6日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
十華 - 初コメです。１時間足らずで読み終わりました………！すごく面白かったです。相澤先生推しなので最高です。お忙しいと思いますが更新頑張ってください！！ (2019年12月4日 2時) (レス) id: ce818eaa7d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます！本当ですか……！？嬉しいです！！頑張りますね！！続編出る予定なので是非！そちらの方もよろしくお願いします！！ (2019年12月2日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：沙羅
| 作成日時：2019年8月27日 18時
