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No.102 ページ16

相澤side




「指導しろってことか?」

『……消太は教師だから、贔屓は出来ない。
だから……私を敵だと思って攻撃して欲しい』




つまりは一方的に攻撃を仕掛けろ、と。


どこをどうするべきだ、とか

何をすれば強くなれる、といった助言は不要。


……考えたな。





『お願い……出来ますか』





真っ直ぐ目を見て頼まれては

断るものも断りづらい。





いつも無気力なAが

こんなに真剣になるなんて珍しい。





「分かった。18時からで良いか?」

『…!うん……!ありがとう……!』





嬉しそうに礼を言うAが

凄く可愛く見えてしまった俺は重症だと思う。





「……おう。じゃ、行ってくる」

『行ってらっしゃい…!』





荷物を持って玄関に向かう。

Aがパタパタと後をついて来るのが分かった。




ふと、ちょっとした悪戯心が芽生える。

我ながら悪い顔してるんじゃないだろうか。




「A、″行ってらっしゃいのぎゅー″は」

『ぎゅー……』




Aが小学生くらいの頃

俺が出かける際によくやっていた。





『ふふっ…懐かしいねぇ』

Aはスッと手を伸ばし俺に飛びつく。





『″ぎゅー″』

「ん……元気でた」





表彰式でオールマイトに抱き付いていた分は

これで取り返せたと思う。





『そう言えば…昨日、消太とちゅーする夢を見た』

「!?」





真顔で言うなよ。

てか起きてた……訳じゃないよな?



『あ、ほっぺだからね、大丈夫だよ』

「……おう」




何を心配しての大丈夫なんだ。




『ほっぺならセーフ?センセイ』

「家ならセーフだろ」




相手が教師ってことか。




『じゃ……″ちゅー″』

「!?」




突然、肩を掴まれて頰にキスを落とされる。

大胆すぎだろ……

もう心配になってくるよ……




『……はい、行ってらっしゃい』

「行ってきます……」




正直キスし返してやろうと思ったけど

我慢した俺を褒めてくれ。←

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沙羅(プロフ) - 紅羽さん» 私も、もっと分かりやすく書けるよう精進します!!未熟な私ですが、どうか今後もよろしくお願いします! (2019年9月8日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 沙羅さん» なるほど!そういえば言っていたのを思い出しました!私も勘違いしてしまって申し訳ありませんでしたm(__)m (2019年9月8日 11時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 紅羽さん» ご指摘ありがとうございます。分かりづらくて申し訳ございません……「クリエイティヴ」は他の生徒の声でして、八百万さんの発表へのコメントなんです…原作の方にそう書いてありましたので、そのまま引用させて頂きました。誤解させてしまい申し訳ありませんでした (2019年9月8日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 115話の八百万のヒーロー名ですが、「クリエイティヴ」ではなく「クリエティ」ですよ! (2019年9月8日 9時) (レス) id: de0e7143c3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 碧泉さん» コメントありがとうございます!続編でも楽しんで貰えるように頑張ります!!今後もよろしくお願いしますー!! (2019年8月27日 17時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年8月13日 17時

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