No.３４ ページ37
貴女side
確か目蔵は耳とか作れたよね。
めっちゃ耳あったらめっちゃ聞こえるね。←
『………時間制限もあるし、やりますか』
私は腕を伸ばして炎を纏う。
わざと大きな音を立てて至る所に火を付けた。
……これで目蔵の耳は抑えた。
パチパチメラメラ、そんな音がする中
私は歩数を少なくして建物に入り込む。
普通に考えて"核兵器"は最上階かな。
最近、練習して出来るようになった
"同一化"を駆使して建物内を進む。
"同一化"は炎と自分の体を一体化させる。
ちょっと疲れるけどまぁいいよね☆←
おかげで隙間もヌルヌル進めるよ。←
『目蔵確保〜』
「ｯ！？」
音が聞こえなくなり警戒していた目蔵でしたが、
炎に紛れて捕まえました。いぇい。
「すまん轟……！」
『目蔵の筋肉カッコイイ』←
「…………」
『背も高くて良いなぁ』←←
《不知火少女！！残り時間が減ってきたぞ！！》
『目蔵の筋肉鑑賞はまた今度にしますか……』
「…………」←恥ずかしい。
オールマイトが何か言ってたので
とりあえず部屋を出て焦凍を探す。
『お、』
「…………」
部屋を出た瞬間、
炎が一瞬で消えて代わりに氷で覆い尽くされる。
炎を纏っていなかった足も一緒に凍った。
「悪いが負ける訳にはいかない」
『…………』
じっ、と焦凍を見つめる。
『……炎、嫌いなの？』
「ｯ！！」
あ、地雷。
炎を見て顔を歪めるってことは
何か嫌な思い出でもあるのかな。
『……焦凍に何があったか知らないけど』
「！」
足に炎を纏い一歩、踏み出す。
足跡の形に氷が溶ける。
『乗り越えるのも大事だと思う。
まぁ……私が言えた事じゃないけどね』
せっかくこのコスチュームだ。
燃えないだろうから存分に使おう。
『私のは炎だけど"幻火"に近い。"不死鳥"だからね』
『な、』
一気に炎で焦凍を包み込む。
もちろん焦凍だってやられるだけじゃないだろう。
すぐに氷で逃げ道を作るはず。
だから私はその一瞬で焦凍から離れる。
『"核兵器"は……っと』
一番奥の部屋に足を踏み入れる。
目の前には"核兵器"。
『ｯ！！』
頬を掠めて氷が飛ぶ。
『ったぁ………』
「負ける訳にはいかねぇって言ったろ」
『…………』
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凌緋(プロフ) - リンクに飛んだんですけど無かった(？)です。貼り直していただけると幸いです。いつも素敵な作品をありがとうございます (2021年5月21日 19時) (
レス) id: 7c3726ee78 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - あずきさん» 恐らく保存期間が過ぎてしまったか、元のデータが消えてしまいました……またいつか貼り直します！ご連絡ありがとうございます！！そう言って貰えて嬉しいです！！頑張って更新していきますー！ (2021年4月6日 14時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 多分イメ画はれてないと思います。キャラの描き方？とかがすごい好きです！ (2021年4月6日 12時) (レス) id: 655ef0306f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 龍花さん» こんにちは！コメントありがとうございます！そう言って貰えてより頑張れます(感涙)ギャグを取り入れつつ書いていきますので、どうぞ今後もよろしくお願いします！！ (2020年3月5日 13時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
龍花 - こんにちは！いつも見ています！小説とても面白いです！私相澤先生推しなので見ててとても面白いし楽しいです！相澤先生と夢主のノリがめっちゃ好き！これからも頑張ってください！ (2020年3月5日 13時) (レス) id: fe502d7723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年7月27日 21時
