検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:80,770 hit

6話 ページ7

no side



太宰「もう探偵社に入っちゃえば?」

貴方『私が?』



Aにベッタリくっつきながら太宰は云う。



太宰「私でも出来てるんだもの。
兄さんに出来ない筈が無いよ」

貴方『そうだねぇ……』



何処か悲しそうな顔をしてAは呟いた。



貴方『まぁ楽しそうだけど…』

太宰「楽しいとも!」

貴方『ふふ、なら考えておこうかな』



まるで太宰を安心させるかのように微笑む。



乱歩「おい太宰弟!僕と場所こーたい!!」

太宰「乱歩さんでも嫌です!」

乱歩「僕も嫌だから交代して!」

太宰「駄目です!」

乱歩「駄目じゃない!」

貴方『うふふ、私ってば人気者だね』



楽しそうに笑うと

Aはよいしょ、と太宰の方に寄った。



貴方『さ、乱歩君は此方側においで』

乱歩「さっすがA!」



ボフン、と二人がけソファーに飛び込む乱歩。

三人も座ると中々に窮屈である。



太宰「兄さんは私のですからね!」

乱歩「Aは僕のだ!」

貴方『二人とも可愛い弟だよ』



両手でそれぞれの頭を撫でると

二人とも嬉しそうに頬を緩める。



与謝野の中島は「手馴れてる」とシンクロした。



中島「乱歩さんはAさんとお知り合いなんですね」

貴方『初めて会ったのは…12年前だったかな?』

乱歩「そう!あの日は大変だったよねぇ」

貴方『そうだったねぇ』




二人で顔を見合わせて笑う。




太宰「兄さんの過去、気になるなぁ」

貴方『うふふ、未だ話す時じゃあない』

太宰「ちぇ…」









─────″あの日″の事はまだ秘密。









- - - - - - - - - - - - - - - - -

今更ですけど

カッコイイ太宰さんが行方不明かもです((

7話→←5話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (84 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
263人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

沙羅(プロフ) - キミナさん» 閲覧ありがとうございますー!ホントですか!?嬉しいです!!その他リクエストも受け付けてますのでお願いします(笑) (2019年7月8日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
キミナ(プロフ) - リクエストありがとうございます!とても良かったです! (2019年7月7日 21時) (レス) id: e2ae360d42 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オンさん» 更新後の閲覧ありがとうございます!喜んで頂けて私も嬉しいです!今後のリクエストも是非お願い致します(笑) (2019年7月5日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
オン - ああああああ、ありがとうございました!自分が思っていたよりもとっても素敵でした。コメントの返事や、リクエストの更新、本当にありがとうございました(^~^) (2019年7月4日 20時) (レス) id: 8d5683d37d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - キミナさん» リクエストありがとうございます!一つづつリク消化して書かせて頂きますね! (2019年7月4日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沙羅 | 作成日時:2019年6月12日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。