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ひゃくにじゅうに ページ36

no side




全員「「「「「次は必ず仕留める」」」」」

織田「楽しみにしている」




一通り子供たちの話を聞いた織田は

Aと共に立ち上がる。




二人が階段を下り、店舗に戻ると

新客の声が響いていた。




太宰「辛っ!辛いよおじさん、これ辛い!
隠し味に溶岩でも入ってるの!?」


親爺「ははは、そうかい?
織田作ちゃんとAちゃんは
いつもそれを食べてるよ。
おかえり二人とも。子供達はどうだった?」



織田「きわどかったが、今回も敗北は防いだ」

貴女『私も負けなかったよ!』




Aはぐっ、と親指を立てる。

織田は子供たちの作戦を褒めていた。




太宰「決して殺さず、凄腕なのに出世に興味がなく、
孤児を五人養うマフィア、織田作之助」




太宰は笑った。




太宰「変わっているねえ。
マフィアの中で一番変わっているよ」

貴女『ふふ、そこが作くんの良いところだもんね』




織田は店主に札束の入った封筒を渡す。

Aからの分も入っている。




太宰「本当に二人はこの辛さを何時も食べてるの?」

貴女『食べてるよ〜』

太宰「辛すぎて顎が外れそうだよ」




そんな太宰に織田は何故ここにいるのか尋ねる。




太宰「二人に例の件の報告をと思ってね。
あれから色々判ったよ。特に敵について」

織田「親爺、悪いが外して貰えるか」

親爺「はいはい。裏で仕込みをしてるから、
お客さんが来たら呼んでちょうだいよ」




エプロンを外して奥へ戻る店主。

Aは太宰の隣をひとつ空けて座る。




太宰がコップの水を飲みながら

伽哩を食べている間に織田は厨房で珈琲を作る。




貴女『治くん、報告ってなあに?』

太宰「結論から云うと、
彼らは海外の犯罪組織だった」

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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年5月13日 15時

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