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64話 ページ7

降谷side



静かになった病室に

Aの微かな呼吸音が響く。



その呼吸音すら

痛いくらい静かな病室に吸い込まれそうだ。



降谷「ごめん…A……」



そう言ってみるも返事は無い。

俺はそっとAの手を取る。



降谷「気付けなくて、ごめん。
謝って許されることじゃないけど……ごめん」




Aの首元から覗く包帯が痛々しい。





降谷「A、」





ぎゅっと握った手に力を込める。





降谷「俺は、……」

ふ、と息を吐き気持ちを落ち着ける。






降谷「二度と、Aを危険な目に遭わせない。







.









.









Aが………好きだから」

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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最近頑張ってください応援していますもう最新しないんですか? (2021年4月26日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 面白いです!もう更新なさらないなでしょうか?続き気になります。また機会があれば是非頑張ってください! (2019年10月12日 12時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2018年9月1日 12時

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