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61話 ページ4

no side



諸伏の発言から場が静まる。



訳が分からないとでも言う様に

諸伏以外の三人が固まる。



伊達「つまり…降谷が取り乱してるのか?」

諸伏「ああ。それも今までに無いくらいにな」

萩原「そんなに……」

松田「チッ……」



少なくとも落ち着いた三人は

とりあえず降谷に会う、と言って諸伏に続いた。




諸伏「ゼロ、皆来たぞ」

降谷「あぁ……」




諸伏が声をかけるも

椅子に座り指を組みうつむいたままの降谷。




そんな降谷に痺れを切らした松田は

大きく舌打ちをすると降谷に近付いた。




萩原「お、おい松田!?」




勢いよく降谷の胸ぐらを掴み

無理矢理に顔を上げさせると同時に怒鳴った。




松田「お前が……
お前が姫さんを守るんじゃなかったのか!?」



降谷の瞳が揺れる。

締め付けられる襟元がギチリと音を立てた。



松田「分かってんのか!!
お前がいるから俺らは安心してたんだぞ!!」

降谷「ッ……」



松田「なんで、何で気付かなかったんだよ!
姫さんの怪我より仕事優先なのか!?」




自責の念に捕われて降谷は唇を噛む。




松田「なあ!何か言えよ!」

伊達「言い過ぎだ松田」

萩原「松田!抑えろって!」

諸伏「降谷も後悔してるんだから!」




ここが病院だという事もあり

廊下を通る看護師達が怪訝な目を向ける。





慌てて止めに入る三人をそっちのけで

松田は怒号を飛ばした。




松田「離せお前ら!」

萩原「よせって!」

暴れる松田を必死になだめる萩原。






そんな中で降谷はやっと口を開いた。






.









.









降谷「分かってる…全部、俺が悪いんだ」

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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最近頑張ってください応援していますもう最新しないんですか? (2021年4月26日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 面白いです!もう更新なさらないなでしょうか?続き気になります。また機会があれば是非頑張ってください! (2019年10月12日 12時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2018年9月1日 12時

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