【文豪ストレイドックス】義妹は探偵社員と恋をする２ (ページ15)

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夢主の過去・三ページ15

で、本部に連れて行って

首領には姐さんが話してくれたよ

姐さんの部屋に匿ったり、

俺の部屋に匿ったりで大変だったぜ

特に手前にはバレないように

してたしな。面倒だから

時々、首領に会いに行って

泣き顔で戻ってくる事もあったから

多分、趣味に合わない服を着させられたんだろ

その分、医術は教えて貰ったらしいけどな

で、終いだ。←

太宰「ねぇ、それしか知らないの？」

中也「あぁ…悪ィな」

────ピロロ、ピロロ、

太宰「電話？」

中也「何でだ？なんかあったっけ？」

────ピッ

中也「もしもし」

貴女《中也兄さん！今平気？》

中也「って、Aかよ！」

貴女《で、平気？》

中也「お、おぅ」

太宰「なーに？Aちゃん？」

中也「うおっ…寄ってくんな！」

貴女《何？太宰さんいるの？》

中也「あぁ、今手前について話してた」

貴女《過去？私も話そうか？約束したし》

中也「約束？」

太宰「あれかい？芥川君との時……」

貴女《それです！話しましょうか？》

太宰「是非お願いするよ」

中也「いいのか？」

貴女《大丈夫です、お二人は信頼出来ます！》

中也「分かった、スピーカーにするぞ」

貴女《有難う！中也兄さん》

太宰「じゃあ頼むよ、」

貴女《はい！》