雪童子【文豪ストレイドッグス】

ばれんたいん ページ37

no side


貴女『С Днем Святого Валентина!(ハッピーバレンタイン!)』

何やら大きな袋を持って出社したA。


太宰「あ、昨日の夜に作ってたのって…」

貴女『そう！チョコレィトだよ！』


乱歩「Aちゃんのチョコ美味しいんだよねー」

晶子「Aは料理が得意だからねェ」

谷崎「そうなンですか？」

中島「凄いですね！？」


皆がそれぞれに思った事を口にする。

Aは楽しそうに袋を机に置いた。



貴女『じゃあ皆に配るねー！』


チョコレィトの入った箱とは別に

露西亜ではカードを渡すこともある。

Aも然り、カードを渡している。


乱歩「ん、ありがと！いただきまーす！」

独歩「有難うA」

賢治「わぁ…！何かキラキラしてる物が…！
矢っ張り都会は凄いです！有難うございます！」

谷崎「大事に食べるね」

太宰「うふふ、嬉しいなぁ」

中島「ちょ、チョコを貰ったのは初めてです…！」

社長「毎年すまぬな。有難く頂戴する」


男性陣はそれぞれに箱を開け

綺麗に並ぶチョコレィトを口に運ぶ。



貴女『もちろん晶子ちゃんとナオミちゃんにも
作ってきたよ！あ、事務員さんの分も！』

晶子「凄い量を作ったねェ」

ナオミ「まぁ！とっても美味しそうですわ！」

春野「お料理が上手だなんて素敵です！」


女性陣も嬉しそうにチョコレィトを眺め

Aの頭を感謝の意で撫で回す。



貴女『ふふ！お口に合うといいな！』



皆の顔を見て微笑むAを見た社員は

密かに悶えていたらしい。←




メッセージカードに書かれた内容で

また社員は喜ぶことになる。


一人一人に向けて書かれたメッセージは

Aの探偵社愛が伺えた。



これが探偵社のバレンタイン。


病み付きになるチョコレィトで

Aの事を一層好きになった社員であった。

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