【名探偵コナン】愛され自由人Part２

過去編１話 ページ9

no side


────桜舞う朝。


この描写は物語の中だけでは無かった。

実際に今日の朝は桜が舞っている。


春の朝日…柔らかな日差しである。




────



駅に滑り込んだ新幹線から、

海外ブランドのスーツに身を包む少女が出てきた。



黒髪を１つに縛り瑠璃色の瞳をした少女だ。




彼女が向かう先は警察学校…




未来の警察官となるべく

困難な試験に合格した選ばれし者…


そこまで大げさに

言うことではないかもしれないが。





革靴を鳴らし辿り着いた先は警察学校の門。

今日から彼女は寮生活となる。


それもそのはず、

彼女の故郷はフランスだからだ。






話が逸れたが…

彼女が着いたのは集合時刻の３０分前。

だからと言って１番のり、では無い。



同じく警察学校に入学する少年達が

５人ほど門の前に立っていた。




貴女『おはようございます。新入生ですか？』

諸伏「ああ！俺たち全員そうだよ。」


松田「お前も入学生か。」

伊達「女子なのにすげぇな。」


貴女『試験…結構難しかったわよね。』

萩原「分かる…法律とかなー。」



彼女の口調にはどこか

外国人の訛りのようなものが見受けられる。



降谷「おい皆、門が開くぞ。」



彼…降谷零の一声で

この場にいた６人は敷地内へ足を踏み入れた。


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あれれー？おっかしいぞぉー？←


いや、おかしくないですね

これが私の実力ですから…


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