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貴女side





先生に書いてもらった練習メニューは

私が自分で考えたものより厳しかった。

さすがバレー経験者。





「これ書いたん内緒やからな?
医者として書いてる訳やないから……」


『分かってますよ!ありがとうございます!!』


「ほな診察は終わりや。」


『ありがとうございました!また来ます!』←


「……まぁ好きにせえ。気を付けてな。」






はい!、と元気よく返事をして

貰った紙は大切にカバンにしまう。


それから近くの薬局で湿布を貰い

○戸プリンやゴーフ○を買う為に電車に乗る。





『(あ……この辺、稲荷崎高校あるんだ……
バレーと吹奏楽部が強豪なんだっけ。)』





お土産を売っていそうな店を調べていたら

稲荷崎高校の文字が画面に映る。





まぁ堂々と偵察に行く訳にも行かないし??

とりあえず()は我慢かな。





電車を降りて調べた店に寄る。

ちゃんと買えたし満足満足。





それから電話の画面を開いた。





『出るかな……』


《もしもし、》


『あっ、おばあちゃん(・・・・・・)?水瀬Aです!』


《あら、Aちゃん?久しぶりやなあ。
急に電話してきてどうしたん?》


『久しぶり!実は今、兵庫県に居るんだ!』


《そうなん?そらよう来たなあ!》


『だからもし都合が良ければ会いに行っても良い?』


《かまへんよ、信ちゃんも喜ぶわ。
ちょうど今日は用事も無いし家に居るよ。》


『分かった!じゃあこの後向かうね!』


《気を付けてな。》






電話を切ってバスに乗る。

そう、電話の相手は北信介君のおばあちゃん。




私からしたら親戚のおばさんになる訳だ。

何かよく分かんないけど血縁である。




私の母方の祖母の兄弟の何とかで何とからしい。

割と本気で何だか分かんないけど。




薄いけど北信介君とも血は繋がっている。

だから従兄(いとこ)って事に片付けた。←





バス停を6つ程通り過ぎて降りる。

懐かしい景色……何年ぶりだっけな。






住宅街を抜け立派な日本家屋の前に立つ。

粗相をしないようにしなくては……!!





なんせおばあちゃんも信介君も

とにかくちゃんとしている。

テツとは大違いだな☆←





『よし……』





そっと手を伸ばしインターホンを押す。

すぐに玄関の戸が開いた。






- - - - - - - - - - - - - - -

捏造です。

とにかく捏造です。

駄作者の夢を詰め込んだ小説です。

ご了承ください。

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作者名:沙羅 | 作成日時:2020年3月25日 22時

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