【名探偵コナン】愛され自由人

４話 ページ5

貴女side



貴女『風見くん！』

風見「Aさん……？本物？」

貴女『本物よ？』


相変わらず風見くんは面白いんだから…！


風見「ふ、降谷さんは？」

貴女『帰ったわよ。用事ですって。』


風見「そうですか、それで…Aさんは？」

貴女『ちょっと一服♪』


風見「分かりました。」


貴女『あ、そうだ！書類は終わらせたから
提出お願いしても良いかしら？』

風見「えっ！？あ、はい！了解です！」


じゃ、と手を振って喫煙室の扉を開ける。


まだ７時なので誰もいない喫煙室で

１人タバコを蒸す。


ゆったりと煙が揺らいで

静かに消えていくのを見つめる。



貴女『ﾌｩ……今夜、皆で飲み会でもしよう。』


煙の隙間に皆の顔が浮かぶ。

懐かしい、のでは無い。


つまり飲み会を開催したいのだ。←


ジュッと灰皿にタバコを押し付けもみ消す。


喫煙室の扉を開けて

荷物を取りにオフィスへ戻る。


貴女『皆さん、お先に失礼します！』


数人しかいないが

その数人が笑顔で返してくれる。



────


愛車に乗り込みまずは家に向かう。


先に着替えてからでも遅くないはず。


お風呂にだって入りたいし

洗濯物だって洗いたい。


お昼頃までには行けるわよね……



貴女『飲み会は諸伏くんと
萩原くん、松田くん、伊達くん……零くんね』


飲み会の幹事は私でも良いけど

招集は零くんに任せましょ。

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