【名探偵コナン】愛され自由人

９話 ページ10

貴女side



貴女『へぇ…！じゃあコナン君は
毛利探偵の所に住んでるのね？』

ｺﾅﾝ「うん！」

貴女『面白い話がたくさん聞けそうね！』

ｺﾅﾝ「でも怖い事件も多いよ？」



確かに……巧みに聞き出そうとしてくるわね…

まぁことごとく潰してるけど←



貴女『ふふ、私ミステリー好きだから
多少のことなら怖くないわ。
実際に見たら分からないけどね…』


何回も実際に見てるけどね。



ｺﾅﾝ「ボクもミステリーは好きだよ！
特にシャーロック・ホームズなんか！

だからボク、将来は探偵になりたいんだ！
お姉さんは何してる人なの？」


成程、自分のことを話して

相手にも話させやすくする方法ね。


悪くない。



貴女『なんだと思う？』

コーヒーを啜りながら問う。


また目付きが鋭くなった。

自覚してる？それとも無意識？


ｺﾅﾝ「うーん…お姉さん強そうだから……
もしかして悪い人と戦ったりする？」


貴女『…！強そう？どうしてそう思うの？』


ｺﾅﾝ「それはねぇ……」


そう無邪気に取り次ぐ。


ｺﾅﾝ「お姉さん、ボクが聞きたいことを
先読みしながら会話してるでしょ？」

貴女『……』


ｺﾅﾝ「何か聞かれたらマズイこと、
そういうことをお姉さん隠してるんでしょ？
だから、強そうだなぁって！」


もはや仮定と言うより断定的ね。

しかも強そうってそっちの強そうか。



貴女『そう……そこまで読めたのね。
でもね、誰しも秘密はあるものよ。

それにあなたの推理は断定的だけど
私が納得する証拠はあるかしら？探偵さん。』


あ、零くんに睨まれた。


ｺﾅﾝ「……！」


貴女『ふふ、なーんてね！
コナン君は推理が得意なのね！羨ましい！』


安室「Aさんは何でもマジに聞こえるので
話していると怖いですよ。」

貴女『え、ウソ！ごめんねコナン君！』


ｺﾅﾝ「ぅ、ううん！大丈夫だよ！
あ、そうだ！安室さん、少し話し…良い？」


貴女『あら…じゃあ私は帰ろうかしら。
買いたい物もあるし…またねコナン君！』

ｺﾅﾝ「うん！またね！」


軽くコナン君の頭を撫でる。

……私の袖に何を仕込んだのかしら？


梓さんと呼ばれていた女性に声をかけ

お会計をしてもらう。この子…可愛い←


貴女『ごちそうさまでした！』

梓 「またどうぞ！」



いや……若いっていいわね……

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