【名探偵コナン】愛され自由人

３９話 ページ41

貴女side


安室「Aさんっ！！」

貴女『あ、安室くん。もう来たの？』

安室「当たり前です！…おやコナン君。」

ｺﾅﾝ「こんばんは安室さん！」


安室「君も大変だね、さぁAさん帰りますよ。」

貴女『え、あ、ちょっ…』

ｺﾅﾝ「…またね！Aお姉さん、安室さん！」


貴女『またね、コナン君。』



グイッと強い力で腕を引かれる。

零くんの顔が怖い。


そんなに顔を歪めたら端正な顔が

もったいないと思うのだけど。



────────



貴女『い、痛いよ、零くんっ！』

降谷「っ！すまない。」


零くんの車の前に来たところで声を上げる。


袖をまくれば少し赤くなっていた。


何となく異様な気配を感じてください顔を上げる。


そこにはお怒りモードの零くんが。



降谷「…A…お前って奴は！！」

貴女『ひゃっ！』


降谷「通り魔に襲われるなんて
お前の仕事はなんだったんだ！？

そんな簡単に襲われていてどうする！
しかも飲んでたらしいじゃないか！
どうせ赤井だろ！？あれ程言っておいたのに…！」

貴女『ご、ごめんなさい…』


降谷「お前は１ヶ月禁酒だからな！」

貴女『そんなぁ！』


ああ…さっき思ったことが本当になった…



降谷「大体赤井は何で最後まで送らなかった！？
アイツだって通り魔のことは知ってただろ！

いや、家まで送ったとしたらそれはそれで
俺は許さないがな！」


貴女『れ、零くん落ち着いて！！私が悪かったわ！
私の不注意よ！次は気を付けるから！』


なんだか零くんが壊れ始めた。


秀一さんへよく分からない怒りを

ぶつけ始めてしまったのでとりあえず止める。


降谷「許さないぞ赤井ィィィ！！！」

貴女『はぁ……』

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