第３話 ページ4
貴女side
貴女『あの…？』
サボ「……あ、す…すみません……サボ…です」
貴女『まぁ、ではアウトルック3世のご子息？』
サボ「……そう…です」
あれ？アウトルックさんのこと嫌いなのかな？
一瞬だけ顔をしかめたから……
貴女『お年はいくつ？』
サボ「6歳……です…」
貴女『あ、ごめんなさい！私は5歳なの…』
サボ「良いよ歳なんて！あ！すみませ……」
貴女『ホント？ありがとうっ！』
サボ「えっ…？」
貴女『ケイゴなんて難しいでしょ？
やめにしない？私たちのヒミツ！ね？』
サボ「お……おう！」
貴女『そうだ、私のお部屋に来ない？』
サボ「えっ！？それは……」
貴女『大丈夫だよ！お茶しましょ！』
むりやりサボ君の手を引っ張っていく
サボ「ちょ……」
貴女『さっ！あと２階分！上るよ！』
今度は２段飛ばしで上っていく
あっという間に部屋に着く
貴女『ここだよ！さぁどうぞ』
ギィっと扉を開く
貴女『お茶を用意するね』
サボ「あっ…うん、ありがと」
結構高さのある椅子に座らせる
そぅっと紅茶を淹れて持っていく
貴女『サボ君！紅茶でいーい？』
サボ「あ、うん」
カチャンとサボ君の前に置く
サボ「いただきます…ん、うめぇ…」
貴女『良かった！』
サボ「なぁ、なんて呼べばいい？」
貴女『Aで良いよ！』
サボ「そっか！じゃあA、よろしくな」
貴女『うん！よろしくね』
それから数10分、父の会食が終わるまで
サボ君と話し続けた
貴女『そろそろ戻った方がいいね…』
サボ「そうだな……」
貴女『ねぇ、サボ君は外に出たことある？』
サボ「えっ…あ、うん！」
貴女『今度さ、私も連れてって！』
サボ「……！おう、良いぜ！楽しみにしてる！」
貴女『うん！』
アウトルックさんの所まで送ることにした
貴女『１階まで着いてく！』
サボ「お…おう」
パタパタと階段を下りて玄関まで行く
ｱｳﾄﾙｯｸ「おぉサボ！どこに…ってお嬢様！？」
貴女『申し訳ありません、サボ君と少し
お話をしていたものですから』
ｱｳﾄﾙｯｸ「そうですか！ではサボ、帰るぞ」
サボ「……はい」
貴女『サボ君、また遊びにいらしてね』
サボ「はい！」
ｱｳﾄﾙｯｸ「では……」
ふぅ……私も嫌いだわ、アウトルックさん。
あの人、何気に色々自慢してくるもの
今度サボ君と遊べるかなぁ……
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沙羅(プロフ) - 漫画大好き少女さん» こちらでも、コメント頂けて嬉しいです！更新停止していて申し訳ありません…。ゆっくりですが更新を再開させたいと思います！温かく見守って下さい(汗) (2018年3月27日 20時) (
レス) id: 928aa37187 (このIDを非表示/違反報告)
漫画大好き少女(プロフ) - こごくおもしろかったです！更新停止でちょっとあれですが、頑張ってください！応援してます！ (2018年3月27日 18時) (レス) id: 412f05bc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2017年6月8日 17時
