【文豪ストレイドックス】義妹は探偵社員と恋をする

ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス(後編) ページ25

貴女side


芥川「自分でも薄々気がついているのだろう」


貴女『敦さんっ！気をしっかり持って！
芥川！黙りなさい！』

芥川「……？誰だ貴様は」


貴女『な…！？忘れたの？』


芥川「……誰でもいい 数秒無駄にした
『羅生門』」


敦 「────！」

貴女『……』


芥川「僕の『羅生門』は悪食
凡ゆるモノを喰らう 抵抗するならば
次は脚だ」


敦 「な 何故？どうして僕が────」



谷崎「敦 くん……逃げ ろ……」

ナオミ「う……」

貴女『皆さんっ……！』



疾く此処から立ち去らないと……




敦 「うわあぁぁぁあぁあああああぁぁぁぁ」

貴女『なっ……！？敦さん！！』

芥川「玉砕か────詰らぬ」


黒獣が……

敦さんが寸前で黒獣をかわして樋口の拳銃を

2人とも疾い……


芥川「ほう」


───タタタタタタタタタ


【無駄だ】……彼に拳銃は通じない


敦 「そ んな 何故……」

芥川「今の動きは中々良かった
しかし所詮は愚者の蛮勇」



云っただろう、彼はそう続けた

黒獣は『空間そのもの』であっても


───喰い削る───


攻撃の仕様が無いのだ……


芥川「そして僕 約束は守る」


しまった……

貴女『敦さんっ避けて！！』


黒獣が敦さんの脚を引きちぎった



敦 「ぎっ ぎゃあああぁあ！！！」



貴女『敦さ……』


芥川「貴様も同じ目にあいたいか……？」


貴女『……何を……ｯ』


芥川「……」


貴女『幾ら何でも…やり過ぎです…』



芥川「何なのだ貴様は……」


樋口「芥川先輩っ彼女は……」


────シュウゥゥ


この音は……？


貴女『敦さん……！』


骨がパキパキと鳴っている！？


芥川「そうこなくては」



虎化を……！？危険です……


谷崎さんとナオミさんを離さないと……







ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

駄目な処あったら教えて下さいね
擬音ばっかですいません……^^;

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