episode50 ページ6
*
"ガチャリ"と言う音と共に容赦なく開かれる扉。
本日三度目の終わりを感じた私は、静かにキッドの方を振り向いた。
「えっ!?」
だが、そこに居たのは白い派手な衣装を着たキッドではなく、
「よ、よぉ蘭、久しぶりだなー！」
「し、新一!?」
帝丹高校の制服を着た"工藤新一"くんが立っていた。
って＿＿
「＿＿は!? え、えっあ？」
「ちょっと落ち着けよ」
いや落ち着けないわ！ なんで!? なんでよりによって新一くんを選んだわけ!?
隠し通路はなんとかギリギリ隠せたらしいけど、なんで一緒に隠れなかったの!?
私は今すぐそう言いたくてたまらなかったが、蘭たちがいるのでは言うに言えない。
でも優しい私はこれだけ教えてあげよう。
私は新一くんの格好をしたキッドに素早く耳打ちした。
「キッド、その、非常に言いにくいんだけど……新一君に化けるのは止めた方が……」
「あ？ なんでだよ＿＿」
そうキッドが言った瞬間。
「な、な、な……今までどこほっつき歩いてたのよ新一ィィィィィ！」
＿＿最近は電話さえもずっとしてなかったみたいだから、蘭相当怒ってるよ。
その言葉は言えず、しばらく蘭の質問攻め＆説教が行われたのは言うまでもない。
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結愛 - ワクワクします！更新再開待ってます！ (2019年5月3日 1時) (
レス) id: 29e2a10325 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - 本当に面白いですっ！！更新再開待ってます！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: e4ce0e93b1 (このIDを非表示/違反報告)
rin.rain.(プロフ) - 更新復活待ってます！ (2018年2月19日 14時) (レス) id: 15ed3460f9 (このIDを非表示/違反報告)
Frisk(プロフ) - 稚紗さん» 引き込めてますか！？それはそれは、嬉しいです！稚紗さんの小説はテンポがよく読みやすいですー！！ (2018年1月31日 21時) (レス) id: 3a63293fa6 (このIDを非表示/違反報告)
Frisk(プロフ) - いつも私の作品にコメントありがとうございますm(__)m気になったので作品を読ませていただきました。とても面白かったです( ´ ▽ ` )これからも頑張ってください！ (2018年1月31日 21時) (レス) id: 3a63293fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稚紗 | 作成日時：2018年1月27日 14時
