138 決心 ページ39
臣「結局、一睡もできなかった. . . . . . . . . . . . . . 奈津は、奈津は、今、どんな気持ちでいるんだろう。俺の事なんかもう忘れちゃったかな. . . . . . . . . . でも、もしかして、まだ、心の片隅にでも俺がいるのなら. . . . . . 俺は. . . . . . . . 俺は. . . . . . . . . . 迎えに行くよ。だから、奈津、待っててくれる？. . . . . . . . いや、待ってろ！ そこを動くな！」
バタン ガチャ タッタッタッ！
「. . . . . . . . . 空港へお越しのお客様は、7番搭乗口から、ご案内いたしております。お手荷物の. . . . . . . . 」
ゴロゴロゴロゴロ
タッタッタッタッ！
ハアハア ハアハア
臣「奈津‼‼ 」
真木「はあ。なんだなんだ！ 救命に走ってくるとは、ずいぶん元気な急患だなあ。」
臣「あ、ああ、あわわ、ま、真木せ、先生、な、なつ、奈津は！」
真木「ははーん、やっと来たか。おっせーんだよ。春山は、いないぞぉ。」
臣「へっ！いない？いないって、辞めたんですか？で、どこいったんですか？奈津。」
真木「お前が、もたもたしてっからだろ！」
臣「はあ、そ、そんなあ. . . . . . . . . 」
典子「もう、真木先生、その位にしてあげて。あんまりいじめちゃ、かわいそうですよ。」
臣「へっ. . . . . . 」
典子「大丈夫よ。休暇なだけだから。」
臣「休暇！ああ、休み、じゃあ、家ですか。」
典子「あー、家行ってもいないかな。出掛けるって言ってた、えーっと、確か、小夏がどうとか、広奈がどうしたとかって。」
臣「こなつ. . . . . ひろな. . . . あ、ああ、ああ、わっ、かりました。あり、あり、ありがとうございます。」
真木「おい‼ 俺がずっと前に言ったこと、覚えてるか？」
臣「えっと、はい‼ 守ります！ずっと、これから先もずっと！ 失礼します！」
タッタッタッタッ！
真木「あー、やっと、1人片付くわ。」
臣(待ってろよ、そこ動くな. . . . . . って、めっちゃ動いちゃってるし。今から行くから、待ってて奈津。)
「熊本へご出発のお客様は7番搭乗口からご搭乗手続きをご案内いたしております. . . . . . 」
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なおみ(プロフ) - お疲れさまでした。次回作も楽しみに待ってます(⌒▽⌒) (2016年7月3日 19時) (
レス) id: 60268af25c (このIDを非表示/違反報告)
なおみ(プロフ) - 臣くん、なつちん結婚おめでとう！幸せになってね！ (2016年7月3日 19時) (レス) id: 60268af25c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOKU | 作成日時：2016年4月12日 22時
