彼と救急箱

15 ページ16

臣「あー、電気は、買ってきたやつ取り替えてと。」

パチ パチ パチ パッ

奈津「あっ、ついた(*^o^*)」






臣「で、テレビ、テレビ。はー. . . . . こ、コンセントがはずれてる. . . . . 」

奈津「あー、あははは〜」




臣「あと、時計、だっけ。これは、あー、なっちゃん先生、たんさん ある？」



奈津「えっ？たんさん？ノド渇いたのかな？. . . . コーラでいい？」

臣「はっ⁉ . . . . . くっ、くくくっくっ」

奈津「なんか、やっちゃいました？わたし。」

臣「いや、単三だよ。電池の種類。」

奈津「へぇー、電池って種類あるんですか？」

臣「あー、懐中電灯とかには単１. . . . 」

奈津「えーっ、懐中電灯って電池はいってるんですか？」

臣「マジか‼ (ち、近い、顔が。ほんで、笑顔がか、可愛い！なんなんだ！このド天然ぶりは。自分可愛いでしょって女がやると計算じみてて引くが、あの仕事ぶりを見せられた後のこれは、ギャップがたまらん。もー、惚れてしまうやろ//// )これ、単三電池代えると、ほら、動いた。」

奈津「ほんとだ、ありがとうございました。」

臣「なんか、仕事してる時と違うんだね。」

奈津「あー、よく言われる。あはは〜、なんか、バカでしょ、わたし。」

臣「いや、可愛い。」

奈津「ん？何？」

臣「なんでもない。でも、親近感わくよ。仕事の時は、遠い人って感じだったけど。」

奈津「そお。」




ガチャ

「帰ってきてやったぞー。」

16 謎が解けていく→←15 のも、つかのま

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す