Prolog ページ1
時「なんでだろう…。君のことは忘れない。どうして?」
『え?』
時「すぐ忘れるんだけど…Aのことは覚えてた」
彼がそう発言してから一緒の任務が増えたし
よく私のお屋敷に来るようになった。
『むい君、死ぬかと思った…。ありがとう』
時「油断したらダメだよ。」
『むい君といると安心しちゃって…。』
時「それでAが死んだら困るよ。」
すぐに忘れてしまう彼は彼女のことだけら頭から離れなかった。
そして彼女にだけは優しく穏やかな笑顔を時折見せていた。
『…ねね、むい君いつも思っているんだけどさ、私柱じゃないのに柱合会議毎回呼ばれるのはなんでだろう』
時「だってA…もう柱になる資格あるじゃん。」
『…でも柱じゃないもん』
時「文句言わないで行くよ。…任務。」
彼女の手を取り歩き始める彼
彼女は嬉しそうに手を握り返して目的の場所へ一緒に向かった。
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作者名:結苺。 | 作成日時:2023年6月28日 8時