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横山side
Aが頼んだ烏龍茶が運ばれてきて
しばらくの沈黙が続く
俺が言い出したんや、
震える手を膝に押さえつけて
震える唇でゆっくり声を出した
横「…A、その、ごめん、、」
久しぶりに出した声はカスカスで
頭真っ白で、次の言葉がでてこーへん
Aの顔を見ると見るからに不機嫌そ
横「俺、、、Aのこと、今のままじゃあかんってずっと思っとって、、その、俺、、Aが入ってきたとき、妬んで無視してたりして、ほんまに、子供みたいなことして、、」
あ「そんなことない」
話の途中で
Aからはじめて俺に向けられた声
横「え、?」
あ「いきなり女がジャニーズに、
関ジャニに入ってきてさ、
変に私だけ注目されて
他のメンバーより仕事もらって、
そんなん嫌やて思うの当たり前やろ、
女のくせにって思うの当たり前やん、
私やってわかっとるから、
自分の居場所じゃないことくらい
私が1番わかっとるから、」
不機嫌そうな呆れてるような顔やのに
悲しそうな寂しそうな瞳
すばるは泣きそうなってる
横「A、ごめん、俺そんなん思ってへんから、ほんまに、思ってへんから、、」
俺が、俺らが今までしてた態度でAがそう思うのは当たり前のことや
あ「…帰るわ、」
Aは飲みかけの烏龍茶を飲み干して
帰っていった
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る(プロフ) - Mimiさん» そう言っていただけるとすごく嬉しいです!頑張ります(^^)ありがとうございます! (2017年3月16日 9時) (レス) id: 28e86fa6fe (このIDを非表示/違反報告)
Mimi - 初めまして。この小説大好きです!応援してます! (2017年3月15日 4時) (レス) id: c7b989e51b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:る | 作成日時:2017年3月13日 0時