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Aside
「はい、オッケーです!」
「ありがとうございましたー」
やっと収録が終わった
結成から半年経った今でも
嫌なこととかデリカシーもなく聞いてくるし
わたしがテレビに出れるのはほとんどその話題
ほんまに疲れる、
なんで女の子で入れたの?お金?親のコネとか?
そんなんちゃうから、
笑顔でちゃいますよ〜
なんて答える自分が嫌いや、
ジャニーさんがたまたまわたしを男の子や、おもて街でスカウトした。でも今さら契約破棄にも出来んし売れへんかったら速攻やめろって条件でジャニーズに入ることになった。って、事務所が言えってゆうた例文をそのまま口にする、
まぁ実際こんなんで事務所入ったんちゃうし、
正直やめたいって思ってる、
のに、むしろやめられへん環境におる、
「いやー、Aちゃん、また出演してね!Aちゃん視聴率取れるんだよ、この前も20%とれたしね!」
このプロデューサーが毎回わたしを押して来る、まあ数字が取れるからやけど、
「ぜひ、またお願いします〜!次はメンバーも呼んでください〜!ありがとうございました!」
「Aさん、急いでください!次の仕事!」
マネージャーの太田くん
スケジュールを管理してくれてるねんけど
分刻みのスケジュールで大体次の現場ぎりぎりやねんなぁ、
「はーい、お先失礼します〜」
嫌われ者としてでも
仕事がある、頑張らな、
「車出しますね!」
(ブロロロロ)
「次なに?」
「次は、メンバーと収録!」
メンバーと収録、かぁ
わたし、メンバーとして
認められてるんかな、
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る(プロフ) - Mimiさん» そう言っていただけるとすごく嬉しいです!頑張ります(^^)ありがとうございます! (2017年3月16日 9時) (レス) id: 28e86fa6fe (このIDを非表示/違反報告)
Mimi - 初めまして。この小説大好きです!応援してます! (2017年3月15日 4時) (レス) id: c7b989e51b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:る | 作成日時:2017年3月13日 0時