6.誰も奪おうとは ページ6
牛沢「お前バカだろ！？」
キヨ「......」
フジ「おい、キヨ？」
あの店員さんが去ったあともずっと立ってひとつも動かないキヨの顔は徐々に赤く染まっていく。
俺もあの子の顔は見たかった。でもあんな事するか普通！？
キヨ「フジ…」
フジ「ん？」
キヨ「俺やばいかも」
フジ「何が？」
俺に話しかけているが、俺を見るわけではなくある一点を見つめて、力なくそう呟いた。
キヨ「惚れた…」
「「「えっ」」」
キヨ「あの人に、惚れたかもしれない」
衝撃的な発言に、全員が驚きの声を漏らす。
さっきまであんなに強気で説教までしてたキヨが急に弱々しくなった。
キヨ「はぁ…可愛かった…」
レト「うん、確かに可愛かったな」
牛沢「守ってあげたくなる感じね？俺も好きだよあぁいう子」
フジ「え、うっしーも好きなの？」
どうやらキヨは本気であの子に一目惚れしたらしい。
ぼーっとしてここに意識がないみたい。
うっしーがあの子を好きと言った瞬間は目が鋭く光った気がしたけど。
牛沢「いやだって可愛くない？顔だけじゃなくて天然、というかさ」
レト「可愛いよ、可愛いけどまだよく分からん相手やし」
キヨ「おい…俺が先に惚れたんだからな」
フジ「誰も奪おうとはしてねぇよ！な、うっしー？」
俺がそう問いかけてもうっしーは頬杖をついて外を眺めている。
聞こえてないのかと思ったけどどうやらそうじゃないらしい。
牛沢「奪うってことはしねぇけど、別にキヨのもんじゃねぇだろ」
あっちに顔を向けている彼の表情は何もわからない。
でも声はいつもより低くて。
キヨは笑うわけでも怒るわけでもなく無表情でうっしーを見た。
レト「焼き鳥、まだきてないな」
フジ「あの子が運んでくるといいね」
レトさんと俺は、少し緊張したこの空気でそう言い、お互いに苦笑いをして溢れてしまってほとんど入ってない目の前のジョッキの中身を飲み干した。
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もも(プロフ) - もちもちもちこさん» お待たせしてしまい申し訳ありませんでした！やっと続編出します！ (2018年2月24日 19時) (
レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ちーちゃんさん» 遅くなってしまってごめんなさい！！やっと続編に行きます(;_;) (2018年2月24日 19時) (レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ - 続編ないんですか？続きがとても楽しみです！ (2017年10月31日 16時) (レス) id: 3032de0fc2 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ももさん}いやいや私のこの頭が理解力が低いもんで。すいません。(._.)怒っときます。(._.)ゞﾍﾟｼ ﾒ! はいすいません。なかなか見る暇がなくて久しぶりに来たらいいとこまでいってるじゃないですかぁ~！引き続き頑張って下さいね！応援してます！( *´艸｀) (2017年9月22日 22時) (レス) id: b018cf85ec (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - reiponnさん» とうとうキスしてしまいました…長かったですここまでくるのに…(笑) 恋の力って凄いんですね〜(人事) (2017年8月30日 12時) (レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2017年7月2日 8時
