17.気になってる人 ページ18
『店長、今日バイトお休みもらってもいいですか？』
店長「え？どうしたの？体調悪い？」
『え、っと…まぁ少しだけ』
店長「最近無理させたもんね、しっかり休んで治しなさい」
『ありがとうございます…』
通話終了のボタンを押して、携帯をベッドに投げる。
『はぁ…』
なにをするにも気力がなく、朝ごはんすら食べていない。
昨日のあの出来事から何かがおかしい。
ふら、とバランスを崩した私をしっかりと支えながら告げられたあの言葉。
あのあとは、私が逃げるように店を出た。
今にも倒れそうな体を精一杯動かしながら、とにかくキヨさんから離れるように。
だけど、今までの自分だったら確実に意識を失うレベルのことが起きているのに私はただ戸惑っていたばかりで。
男性に触られることなんて恐怖でしかなかったのに、キヨさんに対しては恐怖というよりも…違う感情があった気がする。
それがなんていう感情なのかはわからないけど。
倒れ込むようにベッドに横になると、すぐ横で震え出す携帯。
画面には、まゆ、の文字。
そのままの体制で通話ボタンを押した。
まゆ「A〜いま大丈夫？バイト行くとこ？」
『ううん、今日はバイト休みだから大丈夫』
まゆ「おっ！ラッキー！じゃあ話聞いて！」
『、はいはい』
まゆからの電話はだいたい相談事が多い。
しかも、内容は毎回…
まゆ「今日ね、彼氏との3ヶ月記念日なんだけどさぁ」
こんなこと、本人には絶対言えないけど正直私にとってはまゆの恋愛話なんて興味が無い。
まゆ「私からなにかプレゼントしたいんだけど何がいいかな？」
『そんなこと私に聞いてどうするの？』
まゆ「アドバイスほしいの！」
『いや絶対アドバイスもらう相手間違えてるから』
もちろん、まゆも私が男性恐怖症だということは知ってる。
まゆ「Aも早く恋して私も相談受けたいな…」
『悪いけど一生ないわ』
まゆ「もう、そんな悲しいこと言わないでよ！誰かいないの？気になってる人とか」
『そんな人いな…』
いない、と言えないのにはもちろん理由があるわけで。
私の頭に浮かぶのは、例の2人。
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もも(プロフ) - もちもちもちこさん» お待たせしてしまい申し訳ありませんでした！やっと続編出します！ (2018年2月24日 19時) (
レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ちーちゃんさん» 遅くなってしまってごめんなさい！！やっと続編に行きます(;_;) (2018年2月24日 19時) (レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ - 続編ないんですか？続きがとても楽しみです！ (2017年10月31日 16時) (レス) id: 3032de0fc2 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ももさん}いやいや私のこの頭が理解力が低いもんで。すいません。(._.)怒っときます。(._.)ゞﾍﾟｼ ﾒ! はいすいません。なかなか見る暇がなくて久しぶりに来たらいいとこまでいってるじゃないですかぁ~！引き続き頑張って下さいね！応援してます！( *´艸｀) (2017年9月22日 22時) (レス) id: b018cf85ec (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - reiponnさん» とうとうキスしてしまいました…長かったですここまでくるのに…(笑) 恋の力って凄いんですね〜(人事) (2017年8月30日 12時) (レス) id: 6a5ecf0a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2017年7月2日 8時
