はちじゅうきゅう ページ42
ショージキ怪異なんてくだらない
死者がこの世に滞在するなんて
関わるのも面倒だ
まぁただの噂の可能性もあるし
源明からはそんなの聞いてないけど
寧「みなもとめい?」
「うん。後輩と会長とてぃあらちゃんのばあちゃんとかじゃない?知らんけど」
葵「何で同年代なのに知らないの?(正論)」
寧「というか怪異嫌いだったの?」
「うん、うざいしね!」
「「爽やか〜…」」
「…花子さん花子さん、いらっしゃいますか」
?「は〜ぁい」
花「呼んだ?」
「まぁ…」
花「あれ、たいして驚かないね」
「強いて言えばなんで男か気になるね」
花「そりゃあ…ね?」
スッ
「週刊エ…しねおまえ」
花「酷いなァ」
花「ま、いいや、願いとお名前をどうぞ!」
「…高等部一年成宮A」
「願いは…そーだね、怪異を見えなくしてほしい」
花「ェ、怪異を?」
「うん」
花「………」
花「んーと……じゃあ、取り敢えず代償チョーダイ」
「なにあげればいいの?」
花「俺の助手になってよ」
「……はぁ???」
「今覚えばこんとき花子は死期に気付いてたんだよね」
「元々見えるから死期とか気付かなかったけど」
花「そーだよ」
「来たなえろがき」
「「続きは?」」
「あ、そーだそーだ」
「怪異を見たくないのになんでその怪異と縁を結ばねぇといけねぇんだよ」
花「俺だけ見えるようにすればいいじゃん」
「うーわ面倒」
花「お願い叶えるんでしょ?」
「……」
「助手になればいいんでしょ?はぁ…」
花「やったぁ」
「んで鱗を口に突っ込まれる」
「「うわぁ…」」
花「ェ?」
数週間経ったある日。
「はぁ…トイレ掃除…しねえろがき」
?「アハハ、包むとかないんだ」
「?!」
?「こんにちは、初めまして!」
「花子…じゃない、誰?」
?「花子ってあまねだよね」
司「俺はつかさ!」
司「ちょっと身動きとりずらいけどまぁいいや」
「んーと……なに?てか花子は?」
司「あまねならカイギだよ」
司「……ネーネー」
「?」
スッ
「???」
ふわ、と抱きついてきた
「え」
司「んふふ〜」
ニコニコしながらじぃっ、と目を見つめられる
「な、なに…?」
司「よし、おーわり!」
「は?」
司「俺、今ね?」
司「キミに…」
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雨和 - 綾さん» ほんとですか?!ありがとうございます…! (1月10日 19時) (レス) id: dae7e95c36 (このIDを非表示/違反報告)
綾 - この小説大好きです💕投稿頑張って下さい!!応援してます‼️ (1月10日 17時) (レス) @page32 id: cfb6dae0a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月29日 21時