つかさくんの彼女さん【柚木司】其の二

ろくじゅうなな ページ20

「ぁ〜…めんどくさー」
「ミツバくんは？」
司「文化祭準備邪魔しに行った〜」
「あー、そっかぁ…」
「……」
「あ」
桜「そういえばA、文化祭の準備は…」
「忘れてたぁぁぁぁ！！！！」
「「「えっ…」」」
「ごめんよ行ってくるぜ！」
司「…すぐ帰って来てね」
「はーい」
夏「…今チビすげぇ声色が…」
桜「まぁ当たり前と言えば当たり前ね」
司「…」
「「…(危険を察知)」」



「ただいまー！」
桜「あらおかえり、早速だけどあの子拗ねてるわよ」
「…？つかさ？」
桜「えぇ」
司「…別に拗ねてないけど」
「…かぁいい」
司「ﾑｽｯ」
「ふふっ」
「つかさ、あそぼ。校内で面白そうなもの拾ったんだ！」
司「！…何それ…！」
「こっちこっち！」
「「……」」
夏「チビの使い方分かってますね」
桜「そうね」
夏「やっぱチビ単純だから…」
桜「…それは貴方が言えた事じゃないわ」
夏「えっ？」


「蒼井ー！」
茜「は、何？」
「見てよコレ！あのねっ」
ﾋｭｵﾝ
「？」
茜「え？」
「えっとねー、これね、あの、」
茜「………」
茜「消えた…」


司「…」
「ごめんじゃん！つかさっ！」
桜「…なんだか執着が加速してない？」
夏「俺もそう思います」
桜「はぁ…あ、夏彦、よろしくね」
夏「はい！」
「？」
「何が？」
司「え？あぁ…あれについて！」
「…あー、なるほどね」

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