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ろくじゅうご ページ18

司「!あまねのとこ行く!」
ミ「えっ?」
「わたしもっ」
司「分かった」
ミ「えっちょっまじ?」




花「やっぱりヤシロはさ、自分勝手で子供っぽくて都合のいい未来の話ばっかりしててくれないと。」
花「だから」
花「死んでもいいなんて言わないで」
司「ならなんて言って欲しいの?」
司「あまねは」
司「ぜーんぶ諦めてラクになったくせに」
花「っ」
花「つかさ?!」
寧「Aちゃん!」
花「なんでここに…」
司「んー」
「どーでもよくね?そんなこと」
司「それよりさぁ」
寧「きゃ…」
司「この子には諦めさせてあげないの?」
司「そうしたいって言ってるのに」
司「かわいそうだよ」
寧「ちょ…」
「寧々の願い…花子には叶えてあげらんないんでしょ?」
花「離せ!」
花「俺は…っヤシロには…生きててほしくて…」
司「あはっ、ヤシロには?」
司「わがまま!」
「!」
司「だったらどうするの?身代わりはもう使えなくなっちゃったから他に方法を考えなきゃ」
司「ねぇあまね、どうしたらいい?どうしたらその子を生かせるかなぁ?」
司「ほら考えて、ちゃんと考えて」
「…なんにも思いつかない?」
「そんなことは…ないよね」
花「…な」
花「七不思議の依代を全部壊せば願いを叶えてくれるって…」
司「…」
司「なぁんだ、わかってるんじゃん」
「…」
司「じゃ、ちゃんとしよっか♡」
「ッ」
寧「…オロオロ」






ガチャ
パシャン
ヒソヒソ ギョロ ヒソヒソ
司「おかえりサクラ」
司「六番の依代は見つかった?」
桜「えぇ。スミレという子。彷徨っていたから元いた場所へ戻しておいたわ」
司「そ」
パシャン
司「サクラはちゃんとお使いできてエライね!」
司「こっちもあのカンナギを六番の境界に送っといたよ」
「これで準備はバッチリ!」
桜「あら」
桜「あの子一人で?お兄さんはいいって言ったの?」
司「んー?」
「すげぇ顔してたけど」
「花子ちゃんと仕事するっていってたし…最終的にまぁ分かってくれたよ多分」
司「あとは…」
司「あの子が人の形をした依代をちゃんと壊せるかどうか」
「「それなら大丈夫 よ/でしょ」」
桜「そうする以外に自分の寿命を伸ばす方法はないんだし」
「なにより花子の手助けがなけりゃあの村からは今度こそ依代を壊さない限り出られないんだから」
桜「それに依代の子ももう終わりでいいと言っていたわ」
桜「抵抗はしないはず。六番の件はじきに片がつくでしょう」
司「ふーん」
司「サクラ、顔見せて」
「「!」」

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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木司 , 共依存   
作品ジャンル:ラブコメ
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雨和 - 綾さん» ほんとですか?!ありがとうございます…! (1月10日 19時) (レス) id: dae7e95c36 (このIDを非表示/違反報告)
- この小説大好きです💕投稿頑張って下さい!!応援してます‼️ (1月10日 17時) (レス) @page32 id: cfb6dae0a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月29日 21時

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