よんじゅうさん ページ45
司「あとはねー結構カンタンだよー
�‐辰┐�けの低級霊の寄せ集めで作った霊体に
�▲潺張个虜欧琉貮瑤鯀箸┐燭�
��出来上がり
核になってる魂が同じだから見た目や性格は似てるだろうけどこれは全然別のもの。」
「トーゼンよね。人として生まれて死んだ三葉惣助はもうこの世界のどこにもいないんだから」
光「⋯っ。なんで」
司「ん？」
光「なんでそんなこと。テメェのせいで三葉は消えたってのに」
司「んーなんとなく？」
司「1回作ってみたかったんだよね人造人間！」
花「な⋯」
司「昔さ〜あまねと一緒に観たよね！人造人間が攻めてくる映画！」
花「⋯」
司「あーでもユーレイだから人造幽霊かなぁ。現世に存在できないくらい弱っちくなっちゃったのは計算外だったけど」
司「でもなんかぁ。カッコイイでしょ？」
光「⋯っ」
ｶﾞｯ
「！」
光「てめぇふざけんなよ。三葉は⋯三葉はお前のおもちゃじゃねぇんだぞ！」
司「ふーん。じゃあこんなもの作らない方が良かった？」
ミ「え⋯」
光「！？消え⋯！」
司「へーきへーき」
「私達はミツバくんのこと嫌いじゃないよ」
ミ「わー！落ちちゃう落ちちゃう！」
司「ねーミツバ。生まれてばかりで力も記憶も何も無かった君は今三番の核を取り込んで力を手に入れた。どうする？」
ミ「えっ」
司「手に入れた力を奪われてこのまま消えるか」
「七不思議の席番を奪い取ってこの境界の主になるか」
ミ「····」
司「どうしたいか言ってごらんミツバ」
ミ「··········なる。」
ミ「い、今ここで·····消えるなんて嫌だ。」
ミ「を何も無い僕のまま消えてくくらいなら、それくらいなら七不思議でも何でもなってやる！！」
司「そう、それを君が望むなら叶えてあげる。」
「「今から君が七不思議の三番目だよ。 ミツバ/ミツバくん 」」
ミ「わ…あは！なにこれ面白ーい」
「飛べるっていーな(杖代で浮いてる)」
司「この境界はもうミツバのもの。どんな怪異になりたい？なんにだってなっていーんだよ！」
ミ「なんにでも⋯？」
ミ「じゃあ僕⋯普通に、普通の人間になりたい⋯なれる？」
司「うん。なれるよ」
花「ダメだ！」
「「「！！」」」
「きゃっ」
司「わわっ、大丈夫？」
「…多分なんとか」
司「ふぅ」
花「怪異として彼岸に生まれた存在が人として此岸を生きることは許されない。」
花「この席番は返してもらうよ！」
司「ふーん」
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作者名：雨和 | 作成日時：2023年12月15日 16時
