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さんじゅうよん ページ36

寧「じゃあ花子くんも私たちと同じで1番目の七不思議については何も知らないの?」
花「うん。あ!でも1個だけ聞いたことあるかな。三人の時計守の真ん中の1人。現代を司る2人目はの守人はこの学園に‘生徒’として紛れてるらしい」
光「生徒として!?」
「うん。だからそいつを探し出して」
寧イタズラをやめるよう説得するのね!」
花「ううん。」
「「ボコボコにして他のふたりをおびき出す」」
光「でもどうやって探すんだ?ここの生徒数半端ねぇぞ?」
花「大丈夫。何となく目星はついてる」
寧「?」
花「いくら上手に人に紛れても七不思議レベルの怪異が同族にまで正体を隠すのは難しい。気配がするんだよねぇ。ヤシロ達のクラスから」
貴「私のクラス!?それって⋯」
花「そう。この中に守人がいるってこと」
貴「う、うそ」
「ちなみに私だれか知ってるよ」
「「「えっ?!」」」
花「誰?」
「教えるわけ。本人に口止めされてんの」
「「「えぇ…」」」
「頑張れよ、ついてくから」
花「…ともかく、ヤシロさっき話してたよね。あおいちゃんだかあかねちゃんだか⋯いつもヤシロに怪異の噂を教えてくれるかわい子ちゃん。その子だけイタズラの被害がなかったんだよねぇ」
寧「?」
花「それってなぁんか怪しくない?」
寧「!!な、何言ってるの花子くん!葵が七不思議だなんてあるんけないじゃん!葵は⋯」

くすくす

寧「?」
寧「なっ!」
光「なんだぁ!?」
寧「窓が!」
葵「あれ?寧々ちゃん?旧校舎の方に行ったと思ったのにどうしたの?」
寧「あ、葵⋯」
花「⋯⋯ヤシロ、悪いけど」
寧「え?」
花「ちょっと入りマース」
スルリ
光「!」
寧「ひぃ!」
フッ
光「せ、先輩!?」
葵「ヤシロ!」
茜「どうしたの!?」
「大丈夫?」
葵「保健室に行った方が⋯」
寧「ふぅ」
寧「葵⋯私になにか隠してることなぁい?」
「「花子!?」」
茜「あおちゃん!?」
「「どーなってんだよぉぉ!!」」
「るせー」
寧「半透明になっちゃってる⋯これって」
光「わっ!先輩!?花子のやつ先輩に憑依しやがったな!!」
寧「光くん!私の事見えるの!?」
光「これでも祓い屋っすから!任せてくださいよ!憑物落としなら祓い屋の得意分野っす!」
「さすが」
寧「光くん⋯」
光「よっしゃやるぜ!」
花「葵⋯私に隠し事してるの?悲しい」
葵「寧々ちゃん?」
寧「やめてー!!葵に変な子だと思われちゃう。光くん早く!」

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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木司 , 共依存   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月15日 16時

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