にじゅうきゅう ページ31
バチッ
光「何言ってんだてめぇら!ゴチャゴチャ言ってねぇで三葉を元に戻しやがれ!それにミツバの未練は写真を撮る事じゃ」
司「ふーん。そーなのミツバ?でもさぁ多くの人の記憶に残ればそれだけ長くここにいられるよ。あ!そーだ。あの子も君と同じになれればずっと一緒にいられるんじゃない?」
「うわまじそれめいあーん!」
光「は?」
司「大丈夫。何を望んでもそのために何を傷つけたとしても俺が全部許してあげる。君の願いの代償は理性。邪魔なものはもう何も無い。さぁ、世界の仕組みに抗って足掻いて見せてよミツバ」
光「三葉っ」
シュルッ
光「!」
ギュウッ
光「わっ!?三葉!止せ!おいって!」
光「うっくがぁぁぁ!三葉っ!やめろ!聞こえねーのか!」
『君のおかげだよ』
光「お、おれ⋯間違ってたのか?なぁ、なんか言えって」
光「?」
ドンッ
光「!?」
グラッ
ドシャッ
光「いでっ⋯は、花子!」
司「あー!あまねだー!何年ぶりだっけ?じゅうにじゅう⋯⋯あっこないだ屋上であったばっかだね。あの子は今日来てないの?」
「ホントだぁ、寧々いない」
ガシッ
司「わっ」
「花子?」
ドンッ
花「どうしてこんなことを!つかさ!」
花「ナルミヤだって…!」
司「んー。俺、好きなんだよね。我慢するのやめた人の顔。あの時も良かったよ。あまねが俺を殺した時」
花「⋯⋯っ」
司「いいねその顔」
花「⋯ぅっ」
「(え待ってその顔めっちゃ性癖にブッ刺さった)」←←
司「好きだよあまね。また一緒に遊ぼ?昔みたいに。ね?」
ブワッ…
花「!!」
司「A」
「ん!」
花「ッ…!」
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月15日 16時