にじゅうなな ページ29
「へぇ、三葉くん！良い名前ね！」
ミ「そ、そうですか？」
司「…A」
「？あ、嫉妬？可愛いね」
司「別に…」
ミ「(もうできてるじゃん)」
夏「…初対面にいちゃいちゃを見せ付けない！」
「…？」
司「夏彦」
司「Aは純粋なの」
夏「(圧やべー)」
「？？？」
「で、なんだっけ…」
「三葉くん、願いは？？」
ミ「…僕は此岸に残って何をしたいのかわからない」
「「「「！！」」」」
ミ「でもこのまま終わりたくないんです」
「ふむ」
ミ「みんなの記憶に残りたい…です」
司「フーン」
司「いいよ、叶えてあげる」
ミ「！」
司「代償は貰うけど…ネ？」
ミ「も、勿論承知の上で！」
「じゃ桜先輩、長そ？」
桜「そうね」
ミ「…？」
本編、途中から
ミ「僕がもし生きてたら友達になれてたかな？」
光「死んでたって友達になりゃいーんじゃねーの？」
ミ「⋯⋯！」
ｶｼｬｯ
光「お？何撮ったんだ？空か？」
ミ「さぁ？僕にとって価値のあるもの⋯⋯かな？」
光「ふーん？」
ミ「いーからもう行こ」
光「は？」
ミ「明日まで付き合ってよ。しそたらもう⋯きっと大丈夫だから」
光「！そうか。んじゃ続きは明日な！」
ミ「うん。昇降口で待って⋯」
？「ミーツーバーくん。困るなぁ勝手なことされるの」
「ほんとに。余計なんだよね」
ミ「！」
光「花子にA先輩…？」
いや
違ぇ
A先輩の方は分からないけど
誰だこいつ
司「俺に何にも言わずにいっちゃおうだなんてダメだよ」
ｽﾞﾌﾞｯ
光「な⋯⋯な、何すんだてめぇ！」
「…後輩」
光「いってぇ…」
司「ねぇミツバぁ。君は俺に願ったよね。みんなの記憶に残りたいって。1人だけで満足？違うでしょ？ねぇ？ミツバ」
ミ「ひっ」
光「まちやが⋯れ⋯てめぇら何者だ。ミツバに⋯俺の友達に手ぇ出すんじゃねー！」
「何者って…」
司「⋯へぇ」
ﾋﾞｭｵｯ
光「！」
ﾄﾞｶｯ
光「！⋯」
「ハァ…」
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作者名：雨和 | 作成日時：2023年12月15日 16時
